見出し画像

ときには取り入れたい、攻撃的休息のススメ

1月26日から1月28日の3日間、宮古島で開催されたStartupWeekendにコーチとして参加してきた。

StartupWeekendは全世界で7,000回以上開催されている週末起業体験イベント。世界中で50万人以上が参加したプログラム。

宮古島に住むあみちゃんが、宮古島で開催したいって思って、他の地で参加したりオーガナイザーをやって開催までこぎつけた。あみちゃんが声をかけてくれて、私も参加させていただくことになったのだ。

プレスリリースを出してまで言いたかったのはこの部分

結論から述べると、濃密すぎる尊い時間だった。そしてずっと頭をフル活用していたのに、なぜか随分休んだような気持ちになっている。

参加者、関係者各位と過ごした時間が濃かった。これは、宮古島で開催したことが大きく起因していると思う。こういう意識高いイベント、基本的に苦手なんです。漂う空気感がしんどくて蕁麻疹が出そうになるので、仕事モードじゃないと無理。東京だったらきっと参加していなかった。

宮古島で初開催されたSWは、他の地域に比べて若い参加者がすっごく多かったそう。最年少は12歳。小中高生の参加者が7人くらいいて、相当アットホームな雰囲気で覆われていた。与那国島とか波照間島在住の方も来ていてた。すごい。話せて嬉しい。

コーチとして、チームにフィードバックを投げかけるのをやらせてもらった。ツッコミまくれと言われたけど、偉そうに教えられることもないので、いつも通りに、起業家のインタビューでするように、聴いて、質問した。なるべく全員に。

気付きをもらえた、ハッとしたなどと、嬉しいことも言っていただけたけど、気付きをもらったのは私のほうである。

土日も、いついかなる時も、脳の30%くらいでついつい仕事のことを考えてしまう。
「あとであの人にメッセしよ」「この人とあの人会わせたいな」などと邪念が入ってしまうのだが、小学生が一所懸命にアイデアを形にしようと話しているのに、そんなことを考える余裕はない。随分仕事から離れられたなぁと思ったのだ。

それが一番の気付きかもしれん。
攻撃的休息、アクティブレストだわ。サウナとか行くよりこういう休み方が自分に合ってると思った。無になれないから、脳を別のことでいっぱいにしたい。ただし毎週はさすがにしんどいから、多くて2ヶ月に一回くらいでいいが。

3日濃密な時間を過ごすと、みんな顔見知りになる。発表や表彰もあって盛り上がった。喜びもあれば悔いもあっただろうし、まだまだ続く人もいるだろう。頑張ってる時間って尊いよね。

優勝チーム!!

自分の気付きは前述の通りなのだけど、他者の気付きでいうと、親や先生に無理やり参加させられて、最初は嫌そうにしていた子たちが、徐々に前のめりに変わっていったこと。

プレゼンで勝ちたい!とか、来てよかったとか、そんな言葉が出ていた。
もちろん、3日間大人の中にぶちこまれて、疲れただろうし眠かっただろうし帰りたかった瞬間もあっただろうけど、すごく貴重な経験を掴み取ってよかったよね。

ぜんいんにファミチキを買ってあげて、将来サービスがデカくなったら出世返しするように恩を着せました。

人生100年時代も安心です。
彼らはあと90年くらい生きるのか。長いね。楽しみだね。またどこかで会いたい!

宮古島の街は小さいので、一体感ある打ち上げ(大人のみ)で、いろんな人と話せた、いろんなとこから来てる人がいた。別の土地で別の仕事のコラボも生まれそう。

こっちは早々に会いたい。こういうのは、善は急げで早めに会わないと一生会わないよね。短期的人生も安心安全です。

よい週末でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?