見出し画像

「発信ができない…」の本当の原因

最近、尊敬するとある人が言ってました。

「文章を書く手が止まっている原因は
 ○○○が分からないからなんだよ」

って。

「書く」仕事をしていながら、書くモチベーションがガックンと落ちるときが時々あります。いくら仕事とはいえ、365日ずっと息を吐くかのように書けるかといったらそんなことはない(…はず)


書くことはある。

でも、発信ができない。


一見、矛盾しているように見えますが、これってブログやnote、TwitterなどのSNSを発信している人達の中にもそういう経験ってあるはずです。

いつだって「おいしいランチ食べたよ!」とInstagramにアップするノリで書き続けたら最高だけど、上手に言葉にできなくて手が止まったり、こんなこと書いていいのかな…と躊躇して時だけが過ぎた…という人ってすごく多いと思うんです。

もちろん「時間がない」「疲れた」というフィジカルな理由もきっとあるでしょう。だけどそれは置いといて、

体調は万全、書きたいこともあるにはある、
だけど、有名な○○さんのような"心に刺さる発信"ができない…

と悩んでいる人(ときどき自分)には、あるものが共通して欠けてしまってます。

それは、、

WHY(なぜ、それを発信するの?)

これが自分の中で分かっていない。

「WHY」(なぜ)
「WHAT」(何を)
「HOW」(どうやって)

このうち恐らく「WHAT」「HOW」が足りなくて書けない…と思い込んでいる人が多いでしょう。ネタ切れで書けないって状態ですね。けれど「WHAT」「HOW」をたっぷり持っていたとしても、使い道がなければただの肥やしでしかない…

筋トレとか分かりやすいですよね。筋肉つけてボディを変える、といった目的があるから自主的に頑張れる。そもそも起業をする、発信をするということだって、いろんな動機はあると思うけれど、それが生活のためでも、自己実現でも、社会貢献でも何でもいい。

自分を突き動かすパワーがどこから生まれているか?

そのありかが「WHY」であって、それが自分で言語化できていることが前提として大事なのだと思う。

目的を見失った状態で書こうとしても、自分自身がエンストした車みたいなもの。なかなか、言葉をひねり出そう…!という発想になれません。ボキャブラリーやネタがあることは、必要条件かもしれないけど十分条件ではないです。それよりも、いつだって「伝えたい!」を催すようなパッションを持ち続けているか?そのパッションの源泉はどこか?どうやって保っていくか?がきっと大事なのだと思います。


ちょっと脱線しますが、パッションの源泉こそが「MSP」になるんだろうなぁ…

MSP:Me Selling propositionの略
Me=私の/Selling proposition=売れる提案

マーケティング的に意訳するなら「自分のウリ」で、自分の中に眠るパッションの源泉を生かしたもの、ということなんだと個人的に解釈しています。

「WHY?」

何のためにそのメッセージを届けるのか?

・売上のためなのか、
・大切な誰かを守るためなのか、
・手をかけて育てたコンテンツを広めるためか、
・過去の自分と同じく困っている人を元気づけるためか、

目的に正解はありません。でも、これだけはゆずれない!絶対に叶えるんだ!という覚悟と、それを実現するのは私だけ!というプライドがあってこそ「書く」というモチベーションが自然と沸き起こるんだと。きっと「書く」モチベーションを失っている時は、それが本当に分かっていないか、分かっていてもそれを見失ってしまっているからかもしれません。

もし書けない状態が続いてしまったら、、自分の「WHY(なぜ、それを発信するの?)」を探す旅に出てみるといいと思います。

私がよくやるのは、ドラマの主人公になり切って過去の自分にタイムワープすること。

「あの時、○○があったから踏ん張れた!」
「○○と出会えたから今がある!」

と思えた時代を思い返し、その時の自分の感情を思い出してみる。

落ち込んでいる自分、
熱狂している自分、
悔しくて奮起している自分、
心から喜んでいる自分、

きっとどれかが「WHY」に繋がっています。

「発信できない…」苦しみは、自分の中で「WHY」を取り戻した時にきっと解放されると思います。

改めてスキルだけじゃないな…と気づけた今日この頃。

発信苦手、発信スランプの方に参考になればうれしいです。


追伸:

あなたの知識、経験を「本」というコンテンツに変えませんか?

電子書籍(Amazon Kindle)なら、最短3日でAmazonという世界規模のプラットフォームを使って世の中に必要とする人と繋がることができます。

夢の出版に一歩でも近づきたい方はぜひ!

Kindle講座レビュー①

Kindle講座レビュー②






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?