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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

子どもに障害告知する前に。

子どもに障害告知する前に。

今日は「障害告知」について
動画を撮影してみました。

いろいろとお話をしていますが
要するに私たち保護者は
障害告知にばかりに目がいってしまい、
必要のない心配を持ちながら
何日も、何週間も、何ヶ月も、何年も、
過ごしていませんか?

その不安。
どうしてあなたは「心配」に
なっているのでしょうか?

私の推測なのですが、
恐らくその心配は、
お子さんに伝えることで
お子さん自身が不安にかられて

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パートナーが子どもの未来を潰す事実

パートナーが子どもの未来を潰す事実

ちょっと衝撃的な
タイトルをつけてみましたw

私は、発達障害の育児に
日々勇敢に立ち向かっている
ママさんをサポートしています。

「勇敢」という言葉でさえ
もしかしたら大袈裟かもしれませんね。

そうなんです。

これが純粋な育児だけだったら
この言葉は大袈裟かもしれません。

母子間だけの育児だったら
それぞれのペースに合わせた育児を
すればよいだけなので
心が軽いはずなんです。

でも、実

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副業について

副業について

公務員は副業禁止ですが
私は公務が副業ですwww

不思議なこともあるようで、
どうやらそれはOKみたいです。

私の公務はもちろん
お子さんの指導に関わることです。

本業のおうち療育については
保護者の方は誰も知らないはずです。

さすがに宣伝はできませんし、
その必要がないからです。

さてさて。

今日お話しする副業は
そういうスキルを持つ人ができる
スキルが必要な仕事ではなく、
誰もがで

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学校教育の中の秘密組織

学校教育の中の秘密組織

私が教員をしていた頃から
「開かれた学校」という
言葉が一人歩きしていました。

その中で
池田小事件などが起こったので
物理的に「閉ざされた学校」へ
変わっていきました。

教職員でも名札を下げて
指導にあたる必要があったり、
保護者であっても
ネームプレートを身につけることが
習慣化されたりしている現代です。

実は、学校教育には
「秘密組織」があります。

校長先生と副校長先生、
そして任命

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感覚過敏、実は“香害”かも?

感覚過敏、実は“香害”かも?

発達障害のお子さんの中には
特定の分野にだけ
とても過敏なお子さんが
いらっしゃいます。

私たちがよく耳にするのは
聴覚過敏といって、
音や声などに対しての過敏です。

これはテレビなどでも
放送されることがありますよね。

匂いについての過敏を
持ち合わせているお子さんも
いらっしゃいます。

この過敏さが
発達障害特有の感覚過敏であれば
時間をかけることで
馴化することも考えられます。

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勉強が苦手でも生き生きできるマインド

勉強が苦手でも生き生きできるマインド

発達障害があったり、
ごくごく軽い知的障害があったり。

このようなお子さんこそ
今の日本の学校教育で
生きづらさを感じています。

そればかりか、
保護者の方の悩みも奥深いです。

「学校の勉強に遅れちゃうから
通常の学級に行かせたい」

そう願う保護者の方が
大勢いらっしゃるのです。

この保護者の思いをお子さんが
ひたむきに受け取って
お子さんの能力では
毎回無理をしないと届かない、
あるい

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療育に応用行動分析を活かせない理由

療育に応用行動分析を活かせない理由

「応用行動分析、知ってますか?」

療育機関でお仕事をなさっている
半分ぐらいの人は、
応用行動分析を知ったことがあるだろうと
私の経験上ではそう思います。

学校教育の現場だと
一気に少なくなりますし、
活用している先生となると
ごくわずかです。

・・・そういうわけで、
これまで応用行動分析で
お子さんの療育を
なさってきたママさんたちの
ショックは大きいんですよね。

ところで。

応用行動

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トークンシステムの工夫

トークンシステムの工夫

ちょっと質問です。

あなたは育児の中で
トークンシステムを
取り入れていらっしゃいますか?

「トークンシステム」とは、
簡単に言えばポイント制のようなもので、
お子さんの行動を強化しながら
その行動を維持するのに
大変役立ちます。

しかしながら、
このトークンシステムを
十分に生かすというのは
なかなか難しいのです。

ここで苦労をなさっている
ママさんは結構多いと
私としては思うんですよね

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子どもにコントロールされている?!

子どもにコントロールされている?!

今日は、少し厳しいことを
書いていきます。

私の元へご相談に訪れる
半分以上のママさんが
お子さんにコントロールされています。

でも、
ママさんはそのことに
100%気付いていないのです。

そしてそして・・・。

さらに残念なことが起こっています😢

それは何かというと、
コントロールされ続けたまま
年月が経過してしまっているのです。

そうなると、
育児をしづらいどころか、
お子さんの自

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