見出し画像

晴れた日の日帰り秩父鉄道旅

まだ梅雨でもないのに連日の雨。久々に晴れた日曜日には、日帰りで行けるぼっち旅がぴったりです。

今回は珍しくJRではなく、埼玉県の私鉄である「秩父鉄道」を御花畑駅→羽生駅まで乗りつぶします。
本当は御花畑駅より少し前から電車は敷かれていますが、「ほぼ」乗りつぶしの旅です。(御花畑というネーミングは可愛くて好きです)

これまで断じてJR、断じて18きっぷの旅の私でしたが、JRに飽きたのか、レパートリーに限界が来たのか、はたまた社会人パワーで金銭的余裕ができたのか…
18きっぷの旅だけではなくて、私鉄も含めていろいろと乗ってみたいと思うようになった今日この頃です。

まずは秩父鉄道の玄関口、西武秩父駅まで西武線に乗ります。

西武の車窓から。
そもそも秩父まで行くのが遠いと思っていましたが、意外と(?)あっさり1.5時間くらいでつきました。
西武や東武は都心からすぐに大自然満点なエリアに連れて行ってくれるから素敵です。観光地直通電車的な。

西武秩父駅に到着。
駅に隣接してすぐそこに温泉とお土産屋さんがあります。
こういう観光もセットで街をつくって盛り上げる感じ、JRより私鉄の方が得意な気がする。

さっそくの温泉出没に後ろ髪引かれつつも、西武秩父駅から少し歩いて、秩父鉄道の御花畑駅(芝桜駅)に到着。
名称は、押上駅(スカイツリー前駅)みたいなもんですかね笑。

謎のアニメキャラに、中も外もゴリゴリのラッピングカー!Oh!That'sローカル観光線!というテンションの上がる秩父鉄道。

そういえばアニメ「あの花」なんかは秩父市が舞台だったみたいですね。なんだか鉄道オタク≒アニメオタクに見られしまう節があるように感じます。まぁあながち間違ってないんですけども笑。


そして本日の目的地到着!
上長瀞駅でまず腹ごしらえします。

そばが有名なようで、駅前から川沿いに向かう通りにはそば屋さんが3〜4軒ありました。
隣のそば屋さんが満員なのに、このお店はガラガラで大丈夫かなと思いましたが…
いい意味で裏切られてとっても美味な天ぷらとそばでした。どうやったらこんなにカラッと揚げられるもんなんだろうか…。

ランチも済んだところで、上長瀞駅〜長瀞駅間の川沿いを歩きます。

ひとり旅で迷い込む獣道に楽な道はなく、大体恐怖体験をしているのですが笑、
今回は木が高く日差しの入る、よく整備された素敵な雑木林でした。さすが観光地。

…と思ったらこんな難所も登場するので要注意です。

こんな昭和レトロな門も。(残念ながら閉業されているようです。)

そして、長瀞駅前の主要観光地、「長瀞岩畳」に到着!

こんな感じでガタガタした岩畳が続きます。
さすが観光地、ファミリーからカップルまでたくさんの人で賑やかです。

岩畳から駅前までの道も観光地らしいですね。つい最近鎌倉で見たような…笑。

長瀞駅から再び電車に乗り、羽生駅を目指します。
さっきまでの川や深い森のイメージとはガラッと変わり、開けた土地に民家や畑が広がる平原、といった感じで驚きです。

羽生駅に到着。秩父鉄道の終点です。

こ、これは完全にクルマ社会の雰囲気…!
私にとって羽生という名前が聞き馴染みいいのも、「羽生サービスエリア」が浮かぶからでしたので、高速道路の通った車の街というイメージ通りです。
車の免許を持っていない私はお呼びではないようですね…!

ここからは東武線、まったり埼玉の住宅街を上り、東京に到着です。夕方に帰れてしまうとは。

「ちょっと昼ごはんに」くらいのノリで行けてしまう秩父・長瀞、日帰り旅におすすめです。

案外そんなところ、たくさんあるのかもしれませんね。「ちょっと昼ごはん旅」、皆さんもぜひ。

最後までお読みいただきありがとうございます!もしよろしければサポートもよろしくお願いします。新たなひとり旅の旅費となります!たぶん。