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【ELDEN RING】のトロコン

10年に1本でるかでないかの神ゲー「ELDEN RING」トロコンしたのでここに記す。

◯はじめに


個人的に死にゲー、ソウルシリーズをプレイするのは初めてだった。アクションゲーム自体は好んでよくやるがゲームプレイが特に上手いわけではないので、ELDEN RINGを始めた当初はトロコンどころかクリア出来るかどうかも怪しく不安いっぱいだった。しかし、気づけばプレイ時間は180時間を超え、オープンワールドの大ボリュームゲームなのにも関わらず2週もクリアーをしてしまっていた。

つまり、クソほど激ハマりしてしまったのである。

(狭間の地はオープンワールドとしても最高峰の魅力ある舞台)

◯万人に勧めれられる死にゲー


 エルデンリングは(※めんどうなのでここからカタカナ表記にする)玄人向けの高難易度ゲーという印象が強いが、それは正しくもあり間違いでもある。
勿論、ある程度アクションゲームの経験がないと厳しい部分もあるが、基本的には万人に勧められるゲームだ。
 基本は何回も死にながら自身のプレイスキルを上げていき進んでいくアクションゲームだが、RPG要素もしっかりあり、レベル上げや武器の強化などをしっかり行っていけば強敵難敵もいつかは突破出来る。そんなゲームフィーリングになっている。
 そういう意味では純粋なアクションゲームと比較しても割ととっつきやすいのかもしれない。例えば「モンスターハンター」なんかと比べても最終的な難易度は本作のほうが易しい。勿論、玄人は様々な縛りを自身に設け戦っていくのだろうが、単純にクリアーやトロコンをするという意味では時間をかければ誰でも出来るゲームだと思う。そのへんのゲームバランスが非常に秀逸であった。

(魔法学院レアルカリア、どう見てもハリー◯ッター)

◯麻薬的快楽


万人に勧められるとはいえ、サクサク進められたわけではなく、各地のボス戦では数時間レベルで苦戦しまくりだったし(最長で8時間かかったボスもいた)道中のダンジョンや街でも死にまくり詰みまくりだった。
 それでも諦めずに進められたのはトライアンドエラーを前提に構築されたストレスのないゲームの仕様と、1度死んで失ってしまったルーン(経験値&金)を取り戻したい欲求、ルーンを失うかもしれない焦りとストレスが(取り返す前にまた死んでしまうと失う)絶妙なバランスで同居しているからだ。全てがストレスフリーでプレイ出来るわけではなく、苦しく頭に血が昇るようなストレスとそれらを全て解放してくれる快感がある。この麻薬的な感覚がソウルシリーズを築き、死にゲーというジャンルを確固たるものにしたのだろう。

(登場するNPC達は皆、クセが強く魅力的だ)

◯考察を前提にプレイヤーを突き放してくる世界観


エルデンリングは世界観や設定、物語も非常に魅力的だ。
最初はとにかく意味がわからない。そしてクリアーしてもわけがわからない。
というと単なる謎ゲーに思えるが、そうではない。プレイヤーに物語の探究、キャラクターへの考察を丸投げしている部分が多分にある(テキストを読め!)
 なので一周プレイしただけではが残る部分がいろいろあり正直モヤモヤする。つまりそれだけエルデンリングの世界に惹き込まれており、もう一度頭を整理し考察する為に何週もプレイしてしまうのだ。特に今作はマルチエンディングであり、多数いるNPCとの個別イベントも必須イベントがほとんど無く、能動的に観察と行動していかなければ各キャラの結末が見えてこないので、何度も挑戦せざるえないのである。隅々まで探索してプレイすれば一周するのに100時間以上余裕でかかるゲームを周回したくなるって半端なことではない。

 フロムゲーは毎度そうなのだそうだが、全てを説明してくれない。
部分的な説明、アイテムや武器に散りばめられた重要な情報。プレイヤーに考察を投げた結果、YouTubeなんかではもうエルデンリング考察動画で溢れている。やり口が巧い。
ユーザー側が勝手にどんどん盛り上がっていく感じはエルデンリングの成功を物語っているといえるのではないか。そういった意味では、なんとなく「エヴァンゲリオン」にも通ずるようなところがあるような

(自由なキャラメイク、レベルアップごとのステータス振り分け、単純かつ奥深いシステムも魅力)

◯さいごに


 今回はじめてソウルシリーズを触ったわけだが、予想以上にハマり込んだので他のシリーズも手をつけていきたいと思う。フロムソフトウェアのゲームは学生時代に「アーマドコア」を初代から3あたりまでプレイしていた。ゲーム自体は違うジャンルになるが、硬派な世界観とストレスと解放の麻薬的なゲームバランスは通ずるものがあったような気がする。
 そして「ELDEN RING2」が発売されるまで確実に間違いなく生きぬかなれけばならない、現実世界というオープンワールドを。

「エルデンリング万歳!」

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