見出し画像

【WILD HEARTS 】のトロコン🏆和風からくり狩ゲー

2023年2月に発売されたカラクリ狩ゲー「WILD HEARTS」のトロコンを達成したので記録と感想を残す。

◯ワイルドハーツとは?


モンハンに代表されるいわゆる狩ゲー。
大型モンスター(ワイルドハーツ内では獣)を狩り、武器や防具を強化して更に強い敵に挑む、といった流れを繰り返すゲームだ。(最大3人でのマルチプレイ可能)

最大の特徴は「カラクリ」と呼ばれる特殊兵装で、カラクリを駆使することで、戦闘中、大きな壁を咄嗟に構築し獣を跳ね返したり、銛で拘束したり、立体起動装置的な空中戦闘を行ったりすることが出来る。

カラクリを駆使することで、より積極的攻勢を仕掛けることが可能になっており、特徴的な武器も相まって非常に爽快感ある戦闘になっている。

また、フィールドでは様々な設備を自由に(限度はあるが)構築して自分好みのフィールドを作ることが出来る。

内容は、テントや焚き火などのキャンプ用品や高速移動出来るジップライン、食料確保や調理の為の設備などゲームに必要不可欠な便利なものから、意味のない飾り的な設備まで様々ある。

肉や魚、野菜などの収集や加工も重要

◯モンスターハンターとの違い


プレイ感としてはモンハンに非常に近く、狩ゲー界の覇者であるモンハンをよく研究した上で作ったゲームであるのは間違いない。和風な世界観という意味でもモンハン最新作である「モンスターハンターライズ」との相違点は多い。

しかし、さすがは歴史ゲーム大手のコーエーテクモというべきか、和の世界観における設定、キャラクター達の言葉使いの一つ一つがモンハンライズよりもしっかり古日本しており、世界観の作り込みはワイルドハーツに軍配が上がる。

また、物語に関しても普通にソロアクションゲームとして楽しめる程には面白い。モンハンはどちらかというと、狩りの為に取ってつけたような物語展開が多いが、ワイルドハーツはきちんとストーリー主導で進んでいき、多少の唐突感はあるもののストーリー自体を楽しむことが出来た。

キャラクリの細かさもモンハン以上


フィールドマップは「モンスターハンターワールド」ぐらいの規模感でエリア毎の読み込みなしのオープンフィールドが4つ用意されている。
四季をテーマにした各マップの雰囲気は良く、フォトモードが実装されて欲しいぐらいに魅力的だ。

 また、モンハンワールドと比べてフィールド内での移動が自由で、短時間飛行出来るカラクリを使って木々を飛び越えたり、一輪車という名のバイクで疾走したり、ジップラインを張って高速移動したり出来る。

一定の制限はあるものの「デスストランディング」的な移動手段を構築する楽しさがあり、画一的な移動の怠さが少ない。

フィールドをカスタムする楽しさがある


戦闘に関してはさすがにモンハンのほうがバランス調整の妙が優れていると言わざるえないし、狩りを繰り返して強い武器防具を求めていくモチベーションのバランスもモンハンには及ばない。

しかし、前述したカラクリを駆使した戦闘はモンハンにはない派手さと爽快感があり、咄嗟に繰り出した連結カラクリでピンチを凌いだり、怒涛の連続攻撃をキメられるのはワイルドハーツ独自の快感がある。

様々な連結からくり(PlayStation blogより)


◯トロコンに関して


トロコンまでの総プレイ時間は80時間程度。
そもそも、本作に手を付けたのは狩ゲーとしてはトロコンが容易そうだったからといのもある。

基本的に時間をかければ必ずトロコン出来るレベルの内容で、大半はゲームを進める事で獲得出来る。

オンライントロフィー
☆共同戦線(オンラインで20回クエストを達成した)
☆助太刀御免(助太刀を5回した)
☆扶翼の心(オンラインで仲間の獣狩を初めて蘇生した)
3つのみ

いずれも適当に野良マルチでやってれば勝手に取れるので完全に過疎らない限りは容易く取れるオントロフィーといえる。

収集&作業系トロフィー
☆つくもを率いし者(つくもを200体仲間にした)
☆調和の糸(一つの龍穴を最大まで強化した)
☆獣を狩り尽くす者(獣を300体介錯した)
あたりが若干大変。

ワイルドハーツはフィールドをしっかり探索することで、便利な場所に拠点を設営したり、効率的な移動手段の構築をすることが出来るので、そのついでに「つくも」(モンハンでいうオトモアイルー)を見つけるといい。

獣300体介錯は人によっては、クリアする頃には達成しているかもしれないが、自分の場合はあまり寄り道をせずに突き進んだ為、クリアー&その他トロフィーを全部獲得した時点でも200体も狩っておらず、獣を狩る理由がなくなった後に100体以上狩るのはモチベーション的に少々辛いものがあった。
ちなみにオンラインで自分以外のプレイヤーが介錯してもカウントされている。要は討伐数300体いけばOK。

獣のデザインはどれも素晴らしい


一番苦戦したトロフィー

☆澱みを制す者(すべての狩場で澱み深き獣を狩った)
というトロフィー。

”澱み深き獣”というワイルドハーツのエンドコンテンツ要素となる超高難易度のクエストで、全5体の澱深獣を撃破しなければいけないのだが。そのうちのトガアラシというやつにどうしても勝てなくて、数日間費やすことになってしまった。

この澱深クエストは制限時間20分、一乙でクエスト失敗になる鬼畜仕様となっており、非常に難易度が高い。からくりを全力で駆使して攻めまくらなければ勝てないので、ワイルドハーツの集大成として挑むには最適なクエストだった。
(※更に凶悪なナラクザルはソロを諦め野良マルチで狩った)

◯総括


トロコンまで約80時間プレイしてみて、みんなでワイワイやる狩ゲームとしては勿論、ソロアクションゲームとしても充分に楽しめる内容だったと思う。

新規タイトルということもあり調整不足や粗がある部分も確かにあるが、しっかり一定以上のクオリティになっているし、なにより独自要素であるカラクリを駆使した戦闘は唯一無二の快感がある。

総じてワイルドハーツは狩ゲーとして非常によく出来ており、確かなポテンシャルを感じる。モンスターハンターとの差別化を図っていけば更なる飛躍も期待できるタイトルと感じるだけに、本作にもっと注目が集まって欲しいと思うのである。

是非、続編も作って欲しい


拠点となる湊の街並み


ワイルドハーツのヒロイン、鍛治屋のなつめ

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム

ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!