見出し画像

出版につながるSNS・ブログとは?


今日の夜はジョインしているビジネスコミュニティ「THE ONE」(著者でもある小林正弥さん主宰。正弥さんのnoteはこちら)のオンライングルコンにて講師としてお話しをさせていただきました。なので深い時間に失礼します💦

テーマは「出版につながるSNS、ブログの書き方」。

編集者の目に留まるブログの特徴や著者を目指す人たちが発信するとき、どんな点を気を付ければいいのかなど、思うことをいろいろとお話しました。

自分のアウトプットとしてnoteでも一部をシェアしたいと思います。

編集者はブログのどこを見ているのか


編集者が注目するブログは大きく分けて2つあります。

1つはフォロワーも訪問者数(PVではなく)も多い人気ブログ。

いわゆるパワーブロガー、インフルエンサーと言われる方たちのブログですね。(基準としては1日に訪問者数が1万前後)

2つめは企画になりそうな専門知識を持った人のブログ。
(ビジネス、趣味どちらもあり)

こちらはPV数もある程度は必要ですが、それよりもブログに書いてある内容や情報を重視します。

著者になる人はだいたいどちらかというパターンが多いです。

将来、出版を視野にいれている起業家、クリエイターはブログを書いていたほうがいろいろな点で絶対的に有利です。

なぜなら、今時、編集者は企画書だけで出版を判断することはなく、「この人いいな」と思ったら著者のHPやSNSやブログを必ずチェックします。

その著者が、普段どんなことを書いているのか、さらにはどんな人柄なのかをを知るためです。

そこで気に入ったら、「実際に会ってみよう」となります。

特にブログは文章量に比例して情報量も多いので、いちばんの判断材料にしやすいのです。

インスタやTwitterだと文章量が少ないので書籍というコンテンツとして扱えるかどうかの判断はちょっと難しい場合もありますしね。

ちなみにこの時に見ているのは、文章のうまい下手ではありません。
書籍1冊分になるだけの十分な知識や経験があるのかどうかです。

知識があればブログ、SNSは不要という誤解

最近はごく少数になりましたが、著者のなかには、専門知識はあるけれどブログやSNSはやっていませんという方もいます。

それでも出版できないことはないですが、いろいろな面で不利になるのは覚悟しておいたほうがいいですね。

話せるけれども、書くのは苦手……という人もいるかもしれません。
ゴーストライターに頼みますという人もいるかもしれませんけど、その前にどの程度知識があるかを知りたいのです。

もちろん、お会いして、いろいろと質問をさせていただくという方法もありますけれど、それよりも書いたものがあれば一目瞭然です。

そういえば、最近、SNSで「出版するのでブログを始めました」という告知を何度か見ましたけれど、正直「えっ、今から?」という感じです。

多分、出版社から宣伝のためには必要と言われたからでしょう。
ほとんどの場合、出版の際は、出版社から著者サイドの宣伝を求められるのでブログやSNSをやっていない人はやらざるを得ない状況になります。

認知が広がるにはある程度の時間がかかるので、新規参入は当然不利になります。

某ブログサービスではツール使ってフォロワー数増やしている著者もいるようですが、そうやって増やしたフォロワーは書籍の売り上げには繋がらない場合がほとんどです。

編集者側からしたら、やらないよりは、やってもらったほうがいいですけれど「言われたからやっただけ」になってしまうなら、買取りでもしてもらったほうがいいというのが本音でしょうね。

まあ、そういう人は本が発売されたらブログ更新しなさそうですしね。
(次作にもつながらなさそう……)

なので、出版したいという強い気持ちがある方は、今すぐにブログやSNSを始めてください!!

というか、もう始めていると思うので、ますます力を入れてくださいね!

今日のBGM

「Miree」suchmos

この記事が参加している募集

#スキしてみて

528,964件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?