30コロナがやばくて、眠れない。


記念すべき30記事目はなんだかポジティブな記事で締めくくりたかったのですが、ここ数日「コロナがやばい」以外では表現できないくらい、少し考えています。

アメリカの感染者数知っていますか?もう15万人を超えました。
私のいる州も、感染者が約500人出ています。

特に集中している州はニューヨークやカリフォルニア等で、現在地からは少し遠いですが、それにしても多すぎる。

アメリカで医療保険もない私からすると、感染してしまうと非常にまずい。
と言うことで、アメリカにいるか、メキシコに帰るかを考えています。

賛否両論あるので、ちょっとここにまとめてみたいと思います。
《アメリカの状況》
• 感染者が非常に多く、収拾のめどが全く見えない状況
• 大都市ではすでに医療施設がパンクしていて、ベットがなく、PPEもない
• ほとんどの州でドライブスルーでのコロナ検査が可能、結果の取得に時間がかかるし、インフルエンザの検査も同時にしなければならず、そのためには別途費用がかかる。
• もし私が感染してしまった場合は、医療保険がないので、行くとしたら緊急病院に行く。(1度の診断で済めば約500米ドル、入院ということになればおそらく2500ドル以上か最悪の場合10万ドルくらいかかる)
• 医療技術はしっかりしているので、ベットやPPEの余裕があれば、相当重症でなければ問題なく退院できそう
• 大部分の都市ですでに外出自粛を行なっているので、願わくば4月末か5月初旬頃には収束するか。。。

《メキシコの状況》
• 感染者は多くないが、それはコロナのテストが普及してないからであり、おそらく感染している人は多くいるとの予想。現時点では約1000人の感染者と20人以下の死亡者がメキシコ全土で出ている。
• まだそこまで医療施設はいっぱいになっていないが、感染者が増えていくと思われるので、おそらく5月頃にはいまのアメリカと同じような状況になる。
• 医療に関しては特に医療施設パンクしていなければ、民間の保険があるので高くはつかないが、技術的には心配。予想としては5月頃医療がパンクしているかもしれない。
• 外出自粛は各州で行い始めているが、基本的に大統領からして楽観的なので、あまり深く真剣には捉えていない。そのため、外出自粛は一部の人しか行わず、結果的に意味がなく、感染の広がりは非常に早いと見込む。
• 日暮らしの人口が多いため、国中の国民がお金がなく、治安が非常に悪くなるかもしれない。お金を貸してくれという人や泥棒も増えるはず、ドラックカーテルも荒れだす。(このサイクルは昔からそう。経済が悪くなる→お金が流通しなくなる→泥棒や強盗が多くなる→悪い人たちの派閥争いや地域をめぐっての抗争が激しくなる→治安が悪くなる)(大統領が楽観的に振舞っているのはこちらの人たちを刺激したくないからかも)

ここまで比較しても、どちらに滞在するかは決められない。。。
アメリカだと感染した場合お金はかかるけれど、治安はメキシコほど悪くならないはずで、身の危険はない。ただ、お金は確実になくなる

メキシコだと、お金はかからないけれど、身の危険と感染した時にきちんとした医療が受けられない可能性がある。

そういえば私の母国を選択肢に入れるのを忘れていた。日本に帰るという手もあったのだった。その場合は飛行機代と空港や旅路での感染の危険性も多く残る。
もう少し考えて結論を出そうと思います。

ここまで一寸先が闇になったことは今までなかった。いままで本当に恵まれた人生だったなぁとしみじみ思う。当たり前にだったものが当たり前ではなくなった瞬間。
でも今までだって一寸先は誰にも見えていなかった。
あまりに人生を信じすぎて、見えていたふりをしていただけ。

これに気づけただけでも、得たものはあったなとは思うものの、寝られないくらい考えてしまいます。

皆さん、本当にお気をつけて。
明日は我が身。

志村けんさん、ご冥福をお祈りします。お疲れ様でした。


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