![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27624715/rectangle_large_type_2_3324abf3f37d7719bf9ffabf44b837e7.jpeg?width=800)
1ヶ月おもち(息子)の大冒険 - 電車でオフィス編 -
きなこ(妻)です。
昨年10月末に産まれたおもち(息子)。
今日は、おもちが初めてお出かけした日のことを書き残そうと思います。
**********
冒険のきっかけ
1ヶ月検診で、ようやく外に出て久しぶりの日光を浴び、担当の女医さんに順調だねと言われ、安心した頃。
少し余裕が生まれたため、内祝いについて考えていました。
とくに一番気がかりだったのは、会社のチーム。
産休ギリギリまで普通に働く意気込みだったのに、まさかの切迫早産で、4ヶ月も早く休みをいただきました。
しかも、わたしの属するIT企業は創業10年も経っているのに、わたしが初めての出産だったのです。
引継ぎも丁寧にできず、申し訳なさもあったし、産んだあと一番にお祝いを送ってくれた感謝の気持ちもあり、直接子供を見せてお礼を伝えたかった。
ちょうどクリスマスも近い。
そうだ、オフィスにちょっとしたクリスマスプレゼントをもっていこう。
これが、おもち(息子)の冒険のきっかけでした。
当日、事件は電車でおきた
久しぶりの遠出(通常で片道45分くらい)。
ベビーカーがまだ慣れず、電車が怖すぎたので抱っこ紐と、大きなカバンを持って出かけました。
偶然にも座れた。。
安心して電車に乗ると、おもちはしゃっくりをはじめ、高い「ひくっひくっ」という声をだしていました。
よし。乗り換えの駅まであと二駅。
そこからはさらに一駅行くだけなので、安心したそのとき。
なんだか隣のおじさんたちがものすごい顔で何度もこちらを見てくる。。
しゃっくり、そんなに気になるかな・・・?
そう思いながらあと二駅、あと一駅、、と待ち、立った瞬間。
「あ、、、、臭う、、、!!!!!!!」
改めて足の方を見ると、白い洋服が緑色に近い色になっていた・・・・・・!ぎゃーーーー!漏れているうう、、、!
(冬だったので、なんとか肌着から飛び出ているだけで、洋服でガードされていました)
慌ててとある駅の女子トイレに駆け込み、初めて駅でオムツ替え。
その駅のオムツ替えスペース、、個室はなくて入り口すぐの手を洗うところの真ん前!!!
漏れている中、ここではやばいよ、、、
しかもオムツ台って、シートないから直で寝かせたらべちょべちょになっちゃう・・・
そう思い、わたわたしていたら、偶然掃除のおばさんが通りかかりました。
「あららら!こっちにいらっしゃい」
そう優しく対応してくれ、共同トイレに案内してくれました(泣)
トイレに並んでいた人たちも、あらあらということで優しく笑いかけてくれたのが救いです。
トイレの中での戦い
ということで、なんとか公共トイレに入れ、二人きりになれて一安心。
でも、コートを脱いで置くスペースはないし、オムツ替えスペースも汚すわけには、、と思い、偶然持っていたペット用の防水シートを敷いてオムツ替え開始。
もう、肌着も、ロンパースも下半身がやばいことに(笑)
おもちさん、直前まで便秘だったのです。
また、さらに救いだったのが、着替えは持ってきていたこと。
おもちは泣き始めるし、あばれないよう手で支えながらのおしりふき・オムツ替え・お着替えは、新米ママにとっては難しい・・・!
ゴミ箱に洋服を捨てるわけにもいかず、ビニール袋に汚れた洋服を入れ、なんとか着替えを完了しようとしていたそのとき。
「ピーピーピー!」
なんか高い警告音が鳴りはじめた・・!
20分以上出てこない場合、警告音がなるということを知りました。
JRの駅員さんが来て、まさにお着替え中だった私とおもちを見て、「あっどうぞどうぞ」と優しくまたドアを閉めてくれました(笑)
並んでいる人もいなかったので、お言葉に甘えて続きをさせていただき、冬なのに汗だくになりながら、なんとか着替え終了。
あのトイレの中の戦いは、きっと忘れないだろうな・・・というほど鮮明に焦ったことを覚えています(笑)
無事オフィス到着、そして帰宅
便秘が解消され、すっきりしたおもちは、そのあと機嫌よくオフィスに初めていき、同僚たちにも可愛いと褒められ、ちょっと嬉しそうでした。
帰りは疲れたのかぐっすり寝ていて、事件は起きずに帰宅。
こうして、わたしとおもちの初めての冒険がおわりました。
**********
今振り返ると、当時は初めてのことが多すぎて、あらゆることが心配で、荷物も詰め込み過ぎくらい持っていました。
でも、結局、意外と周りの人は暖かく、助けてくれるんだな、、ということも実感したことを覚えています。
はじめての冒険は、思い出深い、ちょっと笑える1日になりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?