本当の自分が分からなくなった話

私は愛想が良いです。
だいぶ愛想が良いです。
おはようの挨拶もありがとうの一言もニコッと笑顔で言います。それくらい愛想が良いです。


私はよく笑います。
とにかくよく笑います。
人と話しているときも1番笑ってるんじゃないかなっていうくらいよく笑います。


私はポジティブです。
かなりポジティブです。
大体のことは「どうにかなるでしょ」で乗り切れるくらいポジティブです。


私は泣き虫です。
非常に泣き虫です。
ちょっとしたことでも涙が出ちゃうくらい泣き虫です。


私は心配性です。
とにかく心配性です。
もしものことを10段階先くらいまで考えて不安になってしまうくらい心配性です。


私はネガティブです。
すっごくネガティブです。
1つの失敗をずっと引きずってしまうくらいネガティブです。


私は愛想が良いしよく笑うしポジティブです。
そして泣き虫で心配性でネガティブです。


全部嘘ではないですし、
全部本当の自分です。

でも、これをみたら分かる通り全部本当なわけないんですよ。矛盾しているので。


でも本当に自分です。


ある日から
この矛盾に違和感を感じるようになりました。
そして、自分の中の二面性のようなものが気になるようになりました。

そして、気が付いたら本当の自分が分からなくなっていました。

友達から見たら私はきっといつも楽しそうでよく笑うポジティブな明るい人です。

それも間違いではありません。
私自身も無理しているつもりはありません。
しかし、その反面ネガティブだったり、心配性な自分もいます。友達の前では泣きませんが家では度々泣いています。


自分って本当にポジティブなのだろうか、
こうやって笑っているのは嘘なのだろうか、

そう考えては分からなくなっていました。


いつもニコニコしている自分は偽物なの?
ポジティブなのは無理してるだけなの?

自問自答したところで答えは出なかったです。


人といる時の自分と1人の時の自分が違いすぎて自分が分からなくなりました。


でも、本当にどっちも自分でした。


私は少し前に真剣にこの事で悩んでいました。
本当の自分ってどれなんだろうって自分で自分を見失っていました。

だいぶ苦しかったです。

しかし今は「全部自分!」という雑な結論で割りきっています。
そう考えるようにしています。
しんどい時はしんどいし、楽しい時は楽しい。
そういうことだと思います。

人前では明るいフリして1人の時は暗くなる。
ある意味素直で分かりやすいのかなって思います。


「そんな自分を愛する」

これが自分なりの結論でした。

ということで明日からも沢山笑ってポジティブかつネガティブにやっていこうと思います。

以上、本当の自分が分からなくなった話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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