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入社1年目の過ごし方について新卒と一緒に振り返ってみました。

こんにちは。AZN採用担当の飯塚です!
新卒社員紹介第二回目ということで、今回は「学生から社会人になったばかりの、『入社1年目』ってどういう風に過ごすの・・・?」という学生の不安・疑問に応えるために、2023年4月に入社してくれた新卒社員のうち、2名にご協力をいただきました!

入社直後のことから、ジョブローテーション中の業務について等、詳しく教えてもらいましたので、ぜひご覧ください。

(※)入社一年目のスケジュールは2023年新卒向けのものにつき、今後内容が変わるかもしれない点、ご留意ください。


社員紹介(2023年4月入社)

❚重田さん
学生時代は、大学院で社会学を専攻。
また、学生のころから吹奏楽に打ち込んでおり、現在も休日に演奏会を開く等活動しています。
学生時代の就職活動の軸は、仕事は人生の割合の多くを占めることから、「自分の人生が楽しくなるよう働き方をしたい」「新しいことを知り、自分の世界を広げたい」というものであり、AZNの「今まで触れたことない分野で、新しい専門性が身に着けられる(自分の武器ができる)」という点を魅力に感じ、入社しました。

フルート演奏中の素敵なお写真いただきました!

❚中坪さん
学生時代は、大学で英米文学を専攻。
高校からバイオリンをはじめ、コンサートマスターに就任するほどの腕前!
学生時代の就職活動の軸は「自分の興味関心があることを仕事にしたい」「不動産開発に関することをやりたい」というものであり、AZNの「不動産を扱っている会社で、学びが多く、専門的な知識が身につく」点を魅力に感じ、入社しました。

図らずも、重田さん中坪さんは楽器演奏者という共通点が!

入社直後に感じたこと

■では、4月の入社式から思い出してもらいましょうか!
約1年前のことになりますが、そのときのこと、覚えてますか?(笑)

―(重田)
鮮明に覚えています!
「この会社で楽しく働けるかな」「大学院卒で大卒の同期よりも年上だから、壁を感じられてしまったらどうしよう」と、色々不安でした・・・。
ただ、式の会場に蓮見さん(当社社長)がいらした時、蓮見さんにお会いするのは最終面接のとき以来だったので、「この会社の社員としてまたお会いできたんだ」と感じ、また、蓮見さんに名前を呼ばれて入社証書を受け取ったときに、社会人になった実感が強まりました。

また、同期に対する不安については、この後お話ししますが、研修中ずっと一緒だったので、すぐに解消されました。
壁を感じずに接してくれた同期だったので、有難かったです。

―(中坪)
私もよく覚えています。
同期の中で一番最初に出社したため、入社式の部屋で一人で誰か来るのを待っていました(笑)
入社式は、少人数ならではの和やかな雰囲気で、蓮見さんとの距離が近く、双方向の対話を感じられる式でした。

研修期間中(4月~5月末)

■続いて、入社式直後から始まる研修についてお話ししていきましょう!
ビジネスマナーや基礎知識習得の講義が主であり、研修の最後には総括ともなる新規事業プレゼンテーションもありましたね。
研修全体を振り返ってみて、率直な感想はいかがですか?

―(重田)
当社で使う知識は、大学で学んだことと分野が異なるため、入社時は何も知識がない状態でした。
なので、実務に入る前に、基礎知識や、会社や仕事の全体像を知れたのが良かったです。
今振り返れば、もしいきなり現場に放り込まれていたら、何もわからず大変だったのでは、と思います・・・。
研修期間中は、「こういう知識がお客様の困りごとの解決に役立つのか!」
「自分はこういう仕組みで税金を払っていたのか!」と気づきの連続でした。

―(中坪)
研修期間は二か月間でしたが、一般的な企業よりは長めに設定されていると思います。
個人的にはプラスにとらえていて、学生から社会人に徐々に慣れるのにちょうど良い期間だったと思います。

―(重田)
もう少し長かったら、ちょっと中だるみしちゃってたかも(一同笑)


■色々な講義がありましたが、一番印象に残っているものは何ですか?

―(重田)
実務に役に立っている実感が一番強いのは、税金に関する講義です。
一週間くらい税金に関する講義が続いたのですが、新しいことを知るのが好きなので、楽しみながら勉強していました。
研修で学んだときは、知識が何につながるか具体的にイメージが湧かなかったのですが、ジョブローテーションにて実務に触れた際に、「あのとき学んだことが、ここにつながるのか!」と気づける瞬間がありました。

―(中坪)
自分は、人事部による「宇宙船AZN号(詳細は入社してからのお楽しみ)」や、キャリアデザインについて考える講義が印象的でした。
知識のインプットだけでなく、自分で考えたり、グループで意見交換するような講義だったので、同期の考えや性格を知れるきっかけにもなりました。
また、業務と関係ないことで、あらたまって同期同士で意見交換するのは、この先あまりないだろうなと思ったので、貴重な機会でしたね。

■研修期間中は、広い会議室で新卒同期全員で過ごしていましたが、どんな雰囲気でしたか?

―(重田)
同じ部屋にずっとみんなでいたので、学生時代の延長?みたいな雰囲気でした。
友人の話を聞くと、「同期と一週間しか一緒にいなかった」「人数多すぎて同期のことをよく知らない」と、他社では同期との接点が少ないこともあるようですが、私たちは二か月間ずっと一緒のことをしていたので、ジョブローテーションで別々の部署になっても、困ったときには質問をしたり、次に自分が行く部署に関する情報交換をしたりと、関係を築けていたことで助けてもらった場面が何度もありました。

―(中坪)
休憩時間は、野球やラーメンの話とか、雑談していましたね。
(「野球の話、重田さんわかんないよね。ごめんねー」と思いつつ(笑))
お昼ご飯は、外で食べる組と中で食べる組で別れたり、全員で行ったりすることもありました。

■ちなみに、研修の最後のコマでは、24卒内々定者の学生とのイベントに時間をいただき、会社の魅力を伝えてくれるという、新卒採用の協力もしてくれましたね。その節はありがとうございました!

24卒内々定者向けイベントにて、グループ対抗で謎解きワークをしました!


ジョブローテーション(6月~翌年2月)

■さて、入社一年目の大半を占める「ジョブローテーション(※)」について振り返っていきましょう!
(※)本配属前に社内の複数の部署を経験し、自分のやりたい業務や適性を探す制度のこと。また、社内で横断的に人脈を広げられる期間でもあります。
ちなみに、ローテーションの順番は人によって異なり、お二人は以下の順番でローテーションをしました。

・重田さん
 ①事業承継コンサルティング
 ②不動産コンサルティング
 ③財産コンサルティング
・中坪さん
 ①財産コンサルティング
 ②事業承継コンサルティング
 ③不動産コンサルティング

※2023年新卒は、1部署3ヶ月×3部署でローテーションしました。


■まずは全体についての質問ですが、ジョブローテーション期間中はどのような気持ち・意気込みで過ごしていましたか?

―(重田)
ジョブローテーションが始まるときは、「知識を身につけよう!」という想いでしたが、今振り返ると、一番得られたことは「会社の『仕組み』や『人』を知ることができた」ことです。
たとえば、「ここに当たり前のようにある備品は、総務部の方が毎日チェックして補充・設置してくれている」「この部署とこの部署が連携しながら仕事をしている」「このことについては〇〇さんに聞けばわかる」等ですね。
いきなりどこかの部署に配属されたら、色々なことに気づけなかったなと。

―(中坪)
自分は入社前から地域創生がやりたいと考えていましたが、入社時のイメージだけだと、ミスマッチが生じる可能性もあるので、自分の仕事に対する気持ちの準備期間、ととらえていました。
結果的に、複数の部署の仕事を経験したことで、自分のやりたい業務の志望度の「深度」や「解像度」が上がりました。

■ジョブローテーション中は、OJTの先輩がついて色々とサポートしてくれますが、どのようなことを教えてもらいましたか?

―(中坪)
不動産事業部の先輩の仕事のやり方が、とても学びになりました。
一見、のんびりした雰囲気の方なのですが(笑)、常に考えを巡らせていて、仕事がすごく速いんです!
「必ず17時までに仕事を終わらせるようにし、定時までの30分間の余裕を持つようにしている」とのことで、その先輩からは、業務の優先度の判断の仕方やタスク整理方法を教えてもらいました。
お子様がいらっしゃるので、オンオフの切り替えもしっかりされており、自分がもし子どもを持つことになったら、先輩のような父親になりたいな、と思っています。

―(重田)
その先輩についてですが、事業承継の部署にいたときに「不動産でわからないことがあったら、〇〇さん(その先輩)に聞けば安心だよ」と皆さん言っており、不動産の部署の方からだけではなく、部署外からも信頼の厚い方なんだなと思いました。

私が印象に残っているのは、ジョブローテーションの最初の部署でOJTをしてくれた先輩です。
研修直後の最初の部署、ということもあり、社会人としての当たり前のことが何もできない状態でした。
そんななかでOJTについてくれた先輩が、実は同じ年齢で(自身が大学院卒のため)、何なら私のほうが誕生日はやいんですけど(笑)、入社してから今日に至るまで、かなり勉強をされていたことがひしひしと伝わるほど、とても知識豊富な方でした。
また、仕事における一つ一つのことが丁寧でストイックでした。
例えば、私が送るメールは、まず先輩に内容をチェックしていただき、添削してもらってから送っていました。
また、資料作成やExcelの使い方等、たくさんご指導をいただきました。
最初にビジネスマナーを鍛えていただいておかげで、その後の部署では、マナーについて指摘されることは、ほとんどありませんでした。
正直、大変に感じることもありましたが、細かいところまで指導してもらって、本当に助かりました。今は感謝の気持ちしかないです。

■ジョブローテーション中、具体的にどのようなお仕事をしていましたか?

―(重田)
色々ありますが、不動産の部署では、物件に関する資料をよく作成していました。
仕入を検討する不動産の選定にあたり、役員にプレゼンする資料をパワーポイントで作ったこともあります。
資料作成は、作成見本と素材写真を先輩に送ってもらい、その通りに作ることもあれば、「再開発情報の資料を作成してほしい。資料の構成は自分の頭のなかにこういうイメージがあって・・・」と概要を伝えられて作ることもありました。
そういうときは、自分でノートにイメージ図を書いて、それを先輩に確認してもらい、OKをもらったら資料作成の作業に移る、という感じです。
不動産の先輩たちは、決められた型が良い意味でなく、私が提案をすると、「それいいね!」と受け入れていただけることが多かったです。

―(中坪)
事業承継の部署で、公益財団の資料作成を依頼されましたが、これがとても難しかったです・・・。
そもそも何から調べれば良いのか、これで合っているのかどうか、正解が見えないまま資料作成をし、OJTの先輩に提出しました。
そのとき、先輩は「ありがとう!」と感謝してくれて、指摘も特になかったのですが、その後、私の資料をもとに先輩が作成した資料を共有してもらうと、自分が作成した当初の内容と180度違っていて(笑)
自分の資料と、先輩の資料の差分を見て、「ここにはこういう情報が必要だったのか」と、目で見て違いを確認し、学びとることができました。
その先輩、絶対否定はしないんです。一旦、受け入れてくれる優しい方ではありましたが、同時に実力差をまざまざと感じました。
なので、特に勉強面では、「この先輩みたいになりたい」と目標にしています。

ジョブローテーションのことを振り返り、「確かにそんなことあったね!」と笑い合う二人


■ちなみに、ジョブローテーション期間中、残業はしていましたか・・・?

―(重田)
急ぎの資料を作成するときに残業したことがありますが、ほぼないですね。
―(中坪)
私も、ほとんどしていなかったです。

本配属決定(3月)

■さて、このたび本配属が決定し、しばらくはその部署で業務に励んでいただくことになりますが、本配属の発表があったとき、お気持ちはいかがでしたか?

―(重田)
実は、当初希望していた部署ではない部署になったのですが、本配属前に人事部と何度も面談する機会があり、面談にて「この部署で自分は何ができるか」を納得できるまで相談させていただきました。
なので、意に反する部署に配属された、のようなネガティブな気持ちはありません。
また、本配属が決まったからには、その部署の仕事のプロとして、知識を身につけようと思っています。

―(中坪)
事業承継の部署と地域創生の部署を志望していて、元々やりたいと思っていた地域創生の仕事ができそうなので、良かったな、という気持ちです。
(取材日が2/29だったので)明日から本配属先で仕事をするのが楽しみです!

学生へのメッセージ

■最後に、学生に向けてメッセージをお願いします!

―(重田)
就職活動においては、肩に力を入れすぎないでほしいなと。
どうしても、面接では「良いこと言わなきゃ」「うまくしゃべらなきゃ」と思ってしまいますが、細かいところにとらわれすぎず、面接も会話なので、「お話ししにいく」という、リラックスした気持ちで臨んでほしいです。

ご縁がある会社も、ない会社もあると思いますが、絶対にどこかの誰かが自分の良いところに気づいてくれます。
そういう会社に巡り合うために、新しい友達を増やす感覚で、気持ちを楽にして就職活動をしてほしいです!

私生活では、自分の好きなこと・今しかできないことを、後悔がないようにやりきってください。
私は大学を卒業するときに、就職か大学院かで迷い、研究がしたいので院に進みました。研究は大変でしたし、友達は先に社会人になっていましたが、研究に打ち込み、分厚い卒業論文を書き終えたときは、達成感と自信が得られ、もうこれで学生時代に悔いはない、と思えました。

―(中坪)
就活において、自分の思い通りになるかならないかは、相性や運の部分もあります。
なので、「この会社にいきたい」と目標を置くのは良いことですが、面接で自分の全力を出しきる準備をすることが大切かなと思います。
準備がおろそかなまま面接に臨んでしまうと、あとで言い訳をしたくなったり、後悔したりしてしまうので。
たとえば、私は実際の面接場面を想定して、自分のことをあまり知らない人に面接練習をしてもらいました。
準備の内容は何でも良いですが、自分で自分を肯定できるくらいの準備をしていただきたいです。

また、私生活では、知らない人・普通に暮らしていたら出会わないような人と、積極的に出会うようにしてほしいです。
学生のうちは、近いコミュニティの人と会いがちですが、社会に出ると、知らない人との出会いの連続です。
また、そういう人たちと初対面からコミュニケーションをとっていかなければいけないので、学生のうちに経験を積むことをおすすめします。

(おまけ)仕事以外の過ごし方

■業務とはやや離れますが、研修やジョブローテーション期間中、業後や休日はどんなことをして過ごしていましたか?

―(中坪)
仕事が終わった後の時間が私は好きで、有意義に過ごしたいので、平日はジムに毎日行っています。
休みの日は同期と会ったり、ライブに行ったり。
社会人になってからも、好きなことができなくなるわけではないですね。
なお、最近レコードプレイヤーが実家から届き、社宅の自分の部屋に置いて音楽を聴いています。
社宅は便利ですね。駅から近く、路線のアクセスも良いです!

同期とお散歩中の写真。街も中坪さんもおしゃれである。

―(重田)
仕事が終わったら、早く帰りたいと思いつつ、運動不足解消のために一駅分歩いていました。運動にもなりますし、気温が心地よいときに歩くと、リフレッシュにもなりました。
休日は友達と会ったり、フルートを吹いたりしています。明後日演奏会があるので、最近はその練習ですね。
ちなみに、最近実家を出て、住宅手当(当社福利厚生の一つ)が出る範囲で物件を選んで引っ越しをしました!

【インタビュー終了】


この間まで学生だった重田さん中坪さんが、今や一緒に仕事をする同僚になったと思うと、感慨深いです・・・!
この感覚は、新卒採用担当の醍醐味の一つですね。

それでは、今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

二人の話が面白くて、インタビュー中、飯塚はずっと笑っていました。
ご協力ありがとうございました!

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