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フリーランス日記 Vol.3 お金より優先したいことがある

今週は水曜打合せ、木曜撮影(茨城)納期金曜、金曜都内撮影、と言う木曜と金曜の狭間が怪しいぶっ込みスケジュールですが、頑張りたいと思います。

2月から稼働でこの流れなので、スタートダッシュとしては悪くない気はしてるんですが、近くにフリーランサーが居ないので、いいのかどうか?

仕事を頂きましたが後は結果。これ出さないと意味ないので、今の撮影技術でやれる事をやって、どう評価されるか。暗中の不安というのはありますが、それを恐れてたら何も始まらない。

人からの依頼撮影はその時の自分の全力を叩き込む。今までもそうしてきたのだから、これからもそうしていくし、それしかないっしょ、と言う所です。

昨日は地元企業様の営業へ行ってきました。1.5時間ほど打合せをし、相手様も、今この場で勝手に話を進める訳にもいかず、即受注とまではいきませんでしたが、好感触でした。

ただ、私の仕事の話より、相手様の話が面白かったと言うか…、面白いと言うと語弊もあって、「職人魂、ここにあり!」なお話を頂きました。

モノ造り系の業界ですが、

自分達の造ったものがユーザー様を喜ばせることは当たり前なんだけど、それを使ったユーザー様が、どこか他所様に迷惑を掛けない様にモノを造る。他所様に迷惑を掛けたら困るのはユーザー様だから。

相手様より

細かく書くと、どんな業種か分かるので抽象的になってしまいますが、作ったモノへの責任感が違います。他にも…

その水準のモノを造るので、同業他社に比べて金額は高くなる。けど、それを理解してくれる方にしか造らない。断られたらそれでOK。もっとも…、
こだわりを捨てて造れば儲かるけど、職人としてそれは出来ない。

相手様より

実際に造られたモノを私も触れてみました。その業界に詳しくない素人ですが、すぐに違いが分かりました。明らかに違う。見た目は同じ様に出来ても、こうも違うモノが出来上がるとは。


以前、飛び込み営業もしてました。門前払い、「帰ってもらっていいですか?」的な扱いは標準です。「飛び込み営業=嫌な仕事」と言うのが、一般的な認識かなと思います。

しかし、相手様とタイミングが合って話が出来ると、色々な業界のよもや話が聞けて、「そういう事なのね」と勉強になるので、飛び込みは決して嫌いではありませんでした。

今回は飛び込みではなく、変化球のような形でコンタクトを取らさせて頂き、お話ができた次第ですが、こうして色んな業界の方と話が出来て、もちろん、仕事に繋がればバンザイですが、それ以上に勉強になります。

会社勤めで飛び込みだと「名刺〇〇枚貰ってこい」とか、話すことより名刺の枚数が重要になったりもします。フリーだとそう言う事もなく、お話に集中できます。

そういう状態だと、業界のよもや話が勉強になったり、「あれ?、これってこうすると、良くなりそう?」みたいな話も出来て、割と嫌われがちな営業が、フリーでやるとそうでもないよ、と言うお話でした。

余談で最後に、

モノを造って精度検査するけど、毎回ドキドキする。ちゃんと数字が出てくれるかどうか、いつも不安なんだよね。

相手様より

この道、何十年の職人さんでさえ、慣れることはない。いつも不安と戦っている。私は撮影歴は15年。毎回、その時の全力を出してるつもり。けど、「本当に大丈夫か?」の繰り返しです。

これから現場デビュー。勇気をもらった一瞬でした。

あと、「これやったら、100%儲かる! 絶対に!」と言うのが胡散臭いと言うのが分かる金言でした。


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