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私が小説家になるまでの投稿歴を超具体的に書いてく③(最終回)

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最近、ルジェの苺リキュールにハーブティー(ローズヒップ&ハイビスカス)をぶちこむとクッソ美味しいというのを発見して毎週末のように飲んでいます。今もです。元気です。はい。
爽やかすっぱい赤い酒は水のように飲めます。
もはや私の血液と言えましょう。

というわけで第3回行くぞ〜!
これで最終回だ〜!

前回予告した通り、メフィスト賞を諦めた私は「新潮社 女による女のためのR18文学賞」に送ることにした。

こちらは短編の賞で、1人3作まで応募可の賞でして、下記の2作を応募しました。

【5回目】

・「人形師」
・恋愛叙述ミステリ
・R18文学賞/ 一次落ち
・「微粒子の海」
・SFラブファンタジー
・R18文学賞/三次落ち

まず前者から。
これは元々ただの青春叙述ミステリとして書いてたんだけど送るとこがなくてむりやりエロ要素を入れてこの賞へ送ることにした。
なんでそんなことをしたのかは覚えてない。すんなよ…。
カテエラだし、落ちても納得の一作である。

しかしこれも実はデビュー後にリメイクしている。
完全に頭から書き直してはいますが、モチーフと大トリックはママで「こどくの星」という短編として小説新潮で発表しております。
なのであらすじは割愛する。


そして後者…。これはとても感覚的に書いた一作のせいか思い入れが深い。

地球から近すぎる星は逆に望遠鏡では発見できないらしい、ということを聞いて思いついた話。

地球のそばにあるが故に地球に近い環境であったが長いこと発見されなかった星・鏡球。
荒廃した地球を脱し移住した人類だが、その星では亜陽光という有害な光の悪影響で生物の雌雄比に大きな偏りができていた…。
雌が異常に少ない世界に生まれた主人公の少女は、地球へ行くことを夢見て売春で学費を稼ぐ航空学生と恋に落ちる。
しかし彼もまた亜陽光が引き起こす遺伝子異常で生まれた、男でも女でもない新人類「未少年」であり…。

男の権力が肥大化した世界での、か弱く幼い者たちのボーイミーツガール…的なラブストーリーでした。

私にしては珍しく、全くミステリ要素のないラブストーリーであった。
SF少女漫画的な気持ちで書いた。

私は萩尾望都さんとか長野まゆみさんが好きで、ああいう世界にとても憧れがあったのだ。

しかし、当時は好き勝手書いたような気がしてたが、詳しく思い返すとちゃんとこの賞の傾向に寄せてる努力を感じる。(三次まで残っただけある)

三次選考の次が最終選考なのですが、ここまで残った時は「もしかしたらもしかするかも」と思った。
もしこれでデビューしたらきっと連作短編になるから…と話の続きを考えたりしていた。

選考が上がって行くたびにHPにタイトル、ペンネーム、50文字くらいのあらすじが載るのだが、面白いことにこの小説、当時2chのスレで叩かれていた。

…え、あらすじだけで叩かれるってすごくない?逆に…!?

良くも悪くもインパクトがあったのだろう。

多くの応募者が、現代人の鬱屈とか女の生きづらさとか書いてるなか、なんせSFだ。
舞台は架空の星である。
そりゃ目立つわな。

やはり新人賞では目を引く設定、あらすじって大事なんじゃないかと思う。
だって選考側は似たような素人の小説を何十作と読むんだから。

確かこの時は最終選考にあの、一木けいさんがいらっしゃったのである。
毎回1人で何作も通過していて「すげえ人がいるもんだ…」と思ってなんとなくお名前を覚えていたら、その後すぐデビューされていた。

話は戻って。

最終一歩手前に残ったのなんて初めてだった私は「もしや新潮とは相性がいいのでは?」と謎に思い始めた。

そして、一度は「向いてない」と思ったものの「もう一回長編ミステリが書きたいな〜」と思い、新潮ミステリー大賞を目指す…。

【以上が、私の投稿履歴である】

それからめでたく、次で大賞をいただきデビューとなった。

大賞獲って電話をもらうまで、出版者との繋がりとか担当さんとかは何もなく、序文で言ったようにいきなり作家になった。

とは言いつつ…。
改めて振り返ると、なんやかんや何度か惜しいとこに残っているので、まるきりいきなりでもなかったのかもしれない。

多分、2回目でプロの編集者にがっつりコメントもらえたのが大きかったんだろな。
面白いって褒められる喜びを知ってしまったんですよね。

【終わりに】

全3回、いかがだったでしょうか?
興味を持ってくれた方にとって、何かしら参考になると良いのですが。

というか長かった…。
本当は一記事だけでさらっとまとめる予定が…私やっぱりハイパーグラフィアのようです。
でも天職ですね。

長かった、めんどかった。
少し間が空いてしまいましたが、なんとか最後まで更新できました。

よかったよかった。

もうやらんこんなん眠い。

酒も抜けてきて眠みだけが残っています。
それではおやすみなさい。

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