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読書記録『親子で哲学対話』

今日は、最近読んだ本の話です。
図書館で見つけた苫野一徳さんの『親子で哲学対話』。
最近、長男との会話の中で「なぜ?」と聞かれることが増えてきて、哲学的な質問に「えーと...」と言葉に詰まる日があったので読むことにしました。

この本は、哲学者である著者が娘さんとの対話を通して、子どもとの哲学的な会話の方法を紹介しています。

特に印象に残ったのは、「本質観取」という考え方。
本質観取するためには、それぞれが「確信」をもちよって、その上で”共通了解”を見出しあうことが大切だそうです。

もちろん、人それぞれ、考え方にはちがいがあるのが当然です。
でも、その上でなお、というよりもだからこそ、どこまでみんなが納得できる考えにたどり着くことができるだろうか。
そう考えながら対話を重ねていくことが本質観取なのです。

『親子で哲学対話』(著者:苫野一徳)

著者と娘さんの対話を読んでいると、子どもって本当に鋭い洞察力を持っているんだなぁと感心しました。「幸せ」や「友達」、「恥ずかしさ」など、普段何気なく使っている言葉の意味を、子どもと一緒に深く考えていく過程が興味深かったです。

この本を読んで、息子の「なぜ?」という問いに対して完璧な答えを出す必要はなく、一緒に考えていくプロセスが大切なんだと気づきました。

というわけで

元々読んだ本の内容を忘れないようにnoteを始めたのに、全然読書記録書けていなかった…
また書いていこうっと。

ではまた!

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