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フィジカルを超えた心と精神の学び

先日、受講中のRYT300TTでアーユルヴェーダにはラサーヤナという健康寿命を伸ばす教えがあるとうかがい、ヨーガとアーユルヴェーダを一緒に学ぶことの尊さに気づくことができました。

真理先生のクラスを受講された方であれば、アビヤンガや食事、ジャーナリングなどを通して日々の過ごし方を根本から見つめ直すというワークをたくさん実践し、みるみるうちに不調が良くなったり見た目が若々しくなる生徒さんたちを幾度となく見てきたと思います。これがまさにアーユルヴェーダとヨーガを組み合わせることの結果だったのだと。

アーユルヴェーダは自然治癒力を高め心身の不調を治す自然医療、といいますが私はこれまで消化や細胞といったフィジカル面の学びと心の関係に深いつながりを見いだせずにいました。しかし、アーユルヴェーダそのものに、心のありかた、道徳的な教えが含まれていると知り、点と点がようやくつながりました。

ヨーガの実践でも自分と向き合い、生きやすくなっていくのは確かですが、そこにアーユルヴェーダの要素が加わることで、自分自身に特有の体と心のつながりをより深く感じることができる。

アーユルヴェーダは医療でありながら、日常的に自分で行えるセラピーを通して体と心の関わりを発見するツールでもあり、それはヨーガとも通じるところが多く、姉妹科学と呼ばれる所以なのだと思います。

体の機能をどうすれば心身が整うのか、また、逆に心が動くことで体にどんな影響が出ているのか、といったことを発見するのに役立つのがアーユルヴェーダ。そこで見つかった体や心の不調はヨーガのアーサナやプラーナヤーマで整えることができる。その繰り返しをひたすら実践することで本来自分が持っている精神力を最大に引き出すことができるようになっていく。

エイジングは自然のプロセス

ラサーヤナは若返り、不老長寿などと訳されることもあるようですが、真理先生はむやみに若さや長寿に執着することはせず、年を重ねてきた『今』をより楽しく自分らしく生きることを勧めています。それは、心も精神も整えながらゆっくりと健康的に年を重ねて行けることにもなる。

アーユルヴェーダを深く知る真理先生だからこそヨーガと合わせ技にすることが可能となり、より深い学びや感覚の目覚めにつながっていたのだと思います。その叡智をあらゆる側面から実践で自らが気づけるよう導いてくださり、また惜しみなく授けてくださる真理先生から学べていることに、改めて感謝の気持ちで満たされました。

いつだって還れる場所がグルの存在

迷った時にいつでも戻れる場所があるから新しいことにチャレンジすることへの不安がなくなったり、不調は病気になる前に自分で治せること、あらゆることに動じることなく強い自分でいられること、そして常に満たされていることなど数えきれないほどの目覚めはフィジカルを超えた心と精神に響いたからこそ起きている素晴らしい学びの結果なのだと思います。

誰から何を学ぶのか、それを決めるのは自分。初めから答えを求めて簡単に得られた知識は長続きせずあっという間に元に戻ってしまいます。自分では気づけなかった体やマインドの癖、さらにもっと深いところに眠っている意識を目覚めさせることでもっと自分が輝ける。そんな学びがここにはあります。

by Mayumin

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