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SmartHRのユーザー会「PARK online」がためになって楽しいよ

こんにちは、渡辺です。
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズというコンサルティング会社で人事の仕事をしています。

ケンブリッジでは2021年5月から、人事労務SaaSのSmartHRを使っています。
このSmartHRのオンラインユーザー会「PARK online」に参加しているのですが、この緩い紐帯が心地よいなぁと思っているので、書き記しておきます。

SmartHRユーザー会「PARK online」の仕組み

PARK onlineは大きく「掲示板機能」と「ユーザー主催イベント」の2つで成り立っています(2022年11月時点)。

掲示板

掲示板では、人事労務にまつわる話題を中心に、お悩み相談や事例紹介が飛び交っています。
今、掲示板の上の方にあるトピック名を挙げると、

  • SmartHRを使った産休・育休の申請フローの設定方法について教えてほしい

  • 社内イベントの企画・運用実態を聞かせて

  • 年末調整の実務での出来事

  • フォルダ構成どうしてますか?

  • 退職について何でも語り合いたい!

など、本当に様々です。
「実際の運用上、他社はどうしてる?」という話題は確かに気になりますよね。
私自身もトピックを立てたり、コメントしたりしています。

ユーザーイベント

定期的にユーザー主催の分科会をオンラインで開催しています。

  • 「採用・オンボーディング分科会」‥採用や入社後オンボーディングの工夫を語り合う分科会

  • 「DX分科会」‥SmartHR以外のHR Techを活用したい人たちのための分科会

  • 「すまつた分科会」‥SmartHRを使いたおすための分科会

このうち、「すまつた分科会」のリーダーを私が仰せつかっています。

月に1回、ランチタイムにオンラインで集まり、SmartHRの特定機能をテーマに「どうやって使いたおしているか」「運用上で工夫していることは何か」「この機能で嬉しいこと・困っていることは何か」をあれこれ語らっています。

リーダーと言っても、私が担うのはテーマと日時の設定くらいです。
あとは当日、何人かが自社の事例を簡単にプレゼン→ディスカッションという流れ。
PARK onlineは自律性の高い人が多いので、お膳立てしなくてもイベントがサクサク進むのがいいところ。

もう少しイメージを持ってもらうために、簡単に前回の分科会イベントレポートを書いてみることにします。↓

すまつた分科会第4回 11/2 イベントレポート「組織図」

すまつた分科会の第4回オンラインイベントは、11月2日のランチタイムにZoom上で開催しました。片耳参加の人も含めて13名の参加。

第1回「申請」→第2回「年末調整」→第3回「文書配付」に続き、第4回は「組織図」機能をテーマに据えました。

最初は私がケンブリッジの組織図活用事例をプレゼン。
その後、2社の人事労務の方に活用事例をプレゼンしていただきました。

改めて感じることですが、「同じSaaS、同じ機能を使っているのに、こんなにも使い方が違うんだー!」と驚かされます。これがイベントの醍醐味。

私たちケンブリッジは、「どこにどんな名前の人がいるのか」を社員に知ってもらうための仕組みとして組織図機能を使っています。
一方、今回プレゼンいただいたA社は、経営管理用の資料という位置づけで組織図機能を使われている。

そうすると、組織図に表示する項目も全然変わってくるので、もう組織図画面の見た目からして全然違う。
目的が変わると、ここまで使い方が変わるのか、と驚かされました。おもしろーい!

また、B社からは組織図とカスタム社員名簿との使い分けに関するお悩みを共有いただきました。
私たちはカスタム社員名簿機能をあまり使いこんでいなかったので、むしろ「そういう使い分けがあるんだ‥」とむしろ新鮮に受け止めました笑

また、「そんな機能あったんだ」という小さな発見があるのも面白いですね。
SmartHRもけっこう頻繁にアップデートがあるので、すべてをキャッチアップするのも大変。他のユーザーの話を聞いて、キャッチアップするのは大いにアリだと思います。

ユーザー企業の規模感が合っている

私がPARK onlineを気に入っている理由として、「ユーザー企業の規模感が合っていること」が挙げられます。

SmartHR自体が主に中規模の企業をターゲットとしたSaaSなだけあって、ユーザー会の企業も50人~500人の方が多い印象です。
この規模って、人事労務面で見ると手触り感のある規模だと思っています。社員の顔と名前はまぁまぁ分かる、何か新制度を導入するときの社内の反応が思い描ける、そういう規模。

この規模感が揃っているので、課題意識や知識・経験のレイヤーも揃っている。とは言え、業種は様々なので、知らない話も聞ける。このバランスがちょうどいいなと感じていて、私は好きです。

バックオフィスの知見はどんどん共有していこう

人事労務をはじめ、バックオフィスの知見はどんどん共有していきたいと考えています。
卑下するわけじゃないんですが、バックオフィス業務そのものは企業の差別化要素になり得ないと思うんですよね。

「この会社の年末調整が素晴らしいと聞き、入社したいと思いました!」「入退社手続きが素晴らしいので入社を決めました!」
とか言われても困るじゃないですか‥。

だったらどんどん事例を公開して、お互いに真似し合って、本業に資するバックオフィス業務にブラッシュアップしていけばいいよね、と本心から思っています。

(ただ、現状に甘んじず絶えず改善を続けようというバックオフィスの組織文化は、企業の競争力を高めることに繋がります)

終わりに 次回すまつた分科会イベントの予告

SmartHRのユーザー会「PARK online」について書きました。
PARK onlineのすまつた分科会の皆さんに、次回分科会イベントの予告です。

12月7日12時から、「SmartHR評価機能導入プロジェクトのケンブリッジ事例報告会」を開催します。

以前、こちらのnoteにも書いた、SmartHR評価機能の導入プロジェクトのあれこれを人事3名で一気に語りまくります。
これから評価機能の導入を検討される方のためになれば‥。

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