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「Tenmaru」おかげさまで三期目を迎えます!

11月、そろそろ年末年始のスケジュール調整も視野に入る頃でしょうか。

今回は、ただいま次期に向けた事業計画を詰めている最中という事で、最近の私が仕事で感じたこと、考えたことなどを語らせていただきます。私事ではありますが、弊社はおかげさまで12月から三期目を迎える運びとなります。
ヒヨッコ経営者の私はまだまだ経営論など語れる立場ではありませんが(笑)起業から2年、今までの経験から得た、私なりの気づきをここで共有させていただければ幸いです。


始まりがあれば、終わりがある

よい仕事とはどのようなものだろう…自問自答しない経営者はいないかと思います。

どのようなお仕事もそうでしょうが、始まりがあれば、終わりが来るものです。終わりがあるのは良しとして、最近はその「終わり方」というのは非常に大切だな、と感じるのです。

とあるプロジェクトがあるとします。社内に問題を抱えている、課題がある。それを解消し、より良い組織とするのが私の仕事だとすると、プロジェクトが成功するということは、私が必要ではなくなる、ということになります。この場合、終わり、というよりは「卒業」の方がイメージが近いのかもしれません。

そして、ここ最近は、いわゆるプロジェクトの終わり、「卒業」が続いています。これらすべてが「成功をもって卒業」という、大変喜ばしいものでした。

では、この「プロジェクトの成功」とは何を意味するのでしょうか。

中には、成功=達成だけではないと思えたプロジェクトもあります。たとえば、とある組織作りのプロジェクトは、続けた結果、この形での取り組みは違うのではないか、という結論に至り、プロジェクト自体が休止となりました。

どうでしょう、このプロジェクトは「成功」でしょうか、「失敗」でしょうか。

見る人が見たら、当初予定していたような成果が出なかった以上、「失敗」である、とお感じになるかもしれません。

しかし、私は、「違う」ということに気づいた、このことが大切であり、結果、このプロジェクトは大成功!と考えます。そして、晴れやかな気持ちで卒業を迎えることができたのです。

確かにプロジェクト立ち上げの最初の目的とは違う結果だったかもしれません。しかし、「この方向性は違う」という判断は、プロジェクトを進めたからこそ、得られたものです。正直、とても大変なプロジェクトでしたが、無駄なんてちっともありません。それもひとつの素晴らしい成果だと自負しております。

その結果、こちらの企業様はあたらめて注力すべきものを見定め、やるべきことを絞り、行動していることで成果が出てきたとお伺いし、改めてプロジェクトを行ったことに対しての成果があったと嬉しい気持ちになりました。

弊社の業務領域は、組織の「困りごと」の解決のお手伝いです。つまり、仕事を成功させ、「困りごと」を解消したとたん、そこに我々は必要ではなくなります。

つまり、仕事を頑張ることで、自分の仕事を減らしている(笑)ということですね。

もちろんそういう仕事であるとの認識は十分に持っております。だからこそ、仕事の「ゴール」とは何か、ということを大切にしなければならないな、と感じるのです。

仕事のスタートは希望に満ちた、素晴らしい瞬間です。しかし、スタートのその時から、私たちは「終わり」に向かって走り始めています。

そのことを意識しながら、どのように進めればベストな状態に近づけるのかを意識して走り続けなければならない…

と、最近はこんなことを考えながら、ゴールテープを切っております。


より良い「着地点」のために

仕事のゴール、つまりは着地点ですが、もちろん「理想通り」の大成功、となるのが一番いいのですが、そう思うようにいくばかりではない、というのは皆様もよくご承知だと思います(笑)

想定外のことは、必ず、起こります。その際に大切なのは、柔軟性。

これもよく言われていることではありますが、組織の硬直化というのはどこの会社でも起こります。人数が増えればネゴの相手も多くなりますし、前例があればあるほど、そこから外れることに抵抗感が生まれるのも、また仕方がないことなのかもしれません。

最初に決めた方針から外れるのは勇気のいることです。しかし、当初の目標に固執するのはあまり良い結果を生まないように感じます。

ゴールに至る道は、決して1本道ではありません。トライ&エラーを繰り返し、迷い、時に来た道を少しだけ後戻りし、また修正し、ゴールの位置さえ動かしながら、走る道のりです。

歩みを進めるなかで、「この道は違う」と、明確になった際は、いっそプロジェクトを解散させて仕切りなおす、それくらいの覚悟と柔軟性を持つことが大切なのかもしれません。

そういう意味において、仕事の「着地点」というものは、つねに動き、変化するものであり、走りながらも、「着地点」の場所を確認し続けることが、プロジェクトの成功率アップにつながる、と感じます。

プロジェクトの始まりは、終わりへのスタートでもある、そう言いましたが、プロジェクトの終わりは同時に、新たな仕事の始まりでもあります。

とてもありがたいことに、新規のお仕事も始まろうとしております。

12月からの三期目のこの時期、一抹の寂しさとワクワクが入り交じる「始まり」と「終わり」が重なり、感慨深いな、と感じております。
このタイミングの良さは、ますます頑張りなさいと仕事の神様からハッパをかけられているのかもしれません(笑)


がむしゃらな1期目、成長する2期目、そして…

思い起こせば起業1年目、最初はただ必死でした。

今でこそ、企業の中にゴリゴリ入り、経営者と現場をつなぐおせっかい母ちゃん型人事として「心踊るワクドキな組織をつくる」を掲げておりますが、このコンセプトもしっかりと言語化するのに起業から半年くらいはかかりました。

起業当初、弊社最大のウリは、私でした(笑)
どこの経営者様もそういった側面はあると思いますが、創業当初は、

「Tenmaru=諸戸」

私という個人にお仕事をくださっているのだなというプロジェクトが多数ありました。起業家というより、個人事業主と言った方がいいかもしれません(笑)

そんな諸戸に任せたい!と、相談をいただくことは大変ありがたいことでした。しかし、会社としていつまでもそういうわけにはいきません。

そして、続く2期目では、一緒に歩んでくれる仲間が徐々に増えてまいりました。

ひとりでできることには限界があります。

社名の「Tenmaru」は、

個人(点)が集まって素敵な組織(丸)になるお互いの個性や強みを活かしながら満点(100)を目指す環境をつくろう

との思いが詰まっております。

そして「Tenmaru」もまた、個が集まり、お互いの強みを活かしながら成長してくれた、そんな二期目だったように思います。

そして三期目を迎えるにあたり、
「Tenmaru」イコール「おせっかい母ちゃん」…ではありません。イコールではないのですが、

「おせっかいな人が多いTenmaru」に成長しつつある…ように思います(笑)


弊社の強みを発展させ、新たな挑戦の三期目へ

弊社の手がける「組織作りのお手伝い」、大変にやりがいのあるお仕事ですが、当然、同業他社様もたくさんおられます。

その中で、「Tenmaruにこそお願いしたい」と思ってもらえる「強み」を出していかなければなりません。

弊社の強みは
「コミュニケーションの円滑化」にあるのではと考えています。

・社内のコミュニケーションが円滑に進んだ先に、売り上げアップが見込める
・コミュニケーション不全によって組織がうまく回らない
・コミュニケーション能力アップで営業チームが成長できる
・コミュニケーション能力アップで若手が成長できる

このような事例は、まさに弊社の得意分野です。

そして、これら強みをnoteなどでアピールしつつ(笑)たくさんのご相談を承りたいと考えております。ご連絡お待ちしております!

そして三期目を迎えるにあたり、今後はもっと難しいミッションや課題に挑戦することになるでしょう。

起業して2年の間に、信頼できる素晴らしい仲間を得ることができました。彼ら彼女らの強みを活かし、私ひとりでは対処の難しいミッションをこなすことができる、そんな三期目にできたらいいなと気持ちを新たにしております。

個人(点)が集まって素敵な組織(丸)になるお互いの個性や強みを活かしながら満点(100)を目指す環境をつくろう

これは、お客様への提案として掲げたテーマではありますが、「Tenmaru」もまた、満点を目指して模索し続けてまいります。


「Tenmaru」まずはご相談・お声がけを。

弊社の業務領域は、「組織作りのお手伝い」ではありますが、では具体的に何ができるの?これを聞かれることが多くあります。

これが、一言で言うのはとても難しいのです。それは、組織は非常に複雑で多種多様だからです。

「人事のお手伝いをしますよ!」「若手の育成をしますよ!」こう言葉にしても、私自身、あまりしっくりときません。

もちろん「こんな困りごとがあります」というご相談には、全力でお応えし、結果を出してまいりますが、むしろ
「どうしてかわからないけど、うまくいかない」というご相談こそ、弊社にしていただきたいのです。

組織がうまく機能しないということは、必ずどこかに複数の問題があります。それを見つけるところから一緒に伴走し、同じ目線で解決を図ります。

三期目の目標としては、このあたりをnoteなどできちんと伝えていければと考えております。

最後はやはり営業みたいになってしまいましたが(笑)組織作りでお困りの企業様、ぜひご相談ください。

漠然と困っていることを私相手にお話してみませんか?ご相談の中で課題が見え、そのまま組織に持ち帰り、無事社内で解決できた、という事例もあります。

私としてはお仕事に結びつきませんでしたが(笑)それでもお手伝いできたことを嬉しく感じております。話をするだけでも何かが見えるかもしれません。会話の中で解決の糸口が掴めるかもしれません。

そして社内での解決が難しい課題が見えた場合はぜひ「Tenmaru」のことを思い出していただければ幸いです。お力になれるよう全力で取り組んでまいります。

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