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アサーション① 考え方・理解編

私が今読んでいる本がとても面白かった。それはこちら↓

ちなみにまだ全部読んでいない。
私が気になっている章だけ読み、心に残った学びをここに残しておく。
noteだから、未完成でもそのままを残していいんだよってことで、よろしく。

題名では「夫婦・カップル」とあるが、対象はそれだけではなく、
人と人とのコミュニケーションについて大事なことが書かれている本だ。

アサーションとは

まず、“アサーション”という言葉を知っているだろうか。

言葉の背景はこちら↓

アサーションの考え方とトレーニング方法は1950年代のアメリカで行動療法と呼ばれる心理療法の中から生まれました。その後、対人関係に悩む人のためのカウンセリングに取り入れられ、60~70年代には「人権拡張」「差別撤廃」運動において、それまで言動を圧迫され続けていた人達に大きな勇気を与えました。アメリカでその理論を学んだ平木典子氏によって80年代に日本へ紹介され、日本の風土にあった方法で実践を行っています

HR Proより

“アサーション”とは、
「自分の気持ち、考え、欲求などを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べること」
「他者の基本的人権を侵すことなく、自己の基本的人権のために立ち上がり、自己表現すること」です。
一言で言えば、「自分も相手も大切にする自己表現」だ。

自己表現には3つのタイプがある。
・非主張的(自分の気持ちや考え、欲求を素直に表現しない)
・攻撃的(相手の気持ちや考え、欲求を考慮せずに自己主張する)
・アサーティブ(自分の気持ちや考え、欲求を素直に正直に表現する)

みな、3番目の「アサーティブ」な自己表現ができれば、幸せなはずだ。

心の中をアサーティブにする方法

じゃあ、そのために自分自身の心の中をアサーティブにするためには何が必要なのか。それは、自己信頼を高めることだ。

自己信頼とは、自分をよりどころにできる、自分自身を頼ることができる、自分をあてにできる、という意味だ。

その自己信頼はさらに3つの要素から成り立っている。
1:自己理解(自分がその時その時に感じていることや考えていることに気づき、どれだけ意識化できるか、と一人の人間としての自分自身をよくわかっているということ)
2:自己受容(自分自身をありのまま認めて受け入れること)
3:自尊心(自分を大切に思う気持ち)
この3つのことは、相手にそのまま返すことができる内容だと考える。

心の中をアサーティブにする方法がわかったところで、
さらに理解を深めるアサーション権についても、かいつまんで話しておく。
本書ではパートナーとの関係について語られているが、私は対等な人に置き換えて考えていった。

アサーション権について

・パートナーとの関係において、自分らしさを大切にしてよい

・真面目に聴き、受け止めてほしいとパートナーに求めてもよい

・パートナーに対して不完全であってよい
パートナーに対して傷つけたり、反対に傷つけられたり、することもあり得る前提でコミュニケーションをしていく。

・自己主張しない権利
「言わない」と「言えない」は違う。
言わない」は「自己主張をしない権利」で、自分で責任を持って選択したことである。「言いたいのに言えない」はパートナーに責任があると言いたいことなのかもしれない。

・パートナーにしてほしくないことを言ってもいいし、要求を断ってもよい、
傷つくことがあってもよい
傷ついたとき、ただ怒りをぶつける必要はなく、傷ついたということをアサーティブに表現すればいい。反対の立場の場合、相手の話に耳を傾け、何を望んでいたのか、何に傷ついていたのかを理解するように努力しよう。

以上を踏まえた上で、アサーション権を守り、行使していくことが大切になってくる。

以上の考えを知るだけでも、心が少しだけ軽くなると思う。

今日はこんなところで、
次回アサーティブな伝え方をまとめていきます。
(今すぐは約束はできない笑 ゆるくいきます)


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