中国に行っチャイナー

現在私は中国を拠点に生活をして早５年になります。

５年前に中国に行く際、『チャイナに行っチャイなー！！』なーんて事を昔にジュニアの男の子から言われた　笑

彼は当時12歳である。
この令和の時代に12歳から、昭和のオヤジギャグを平然と言えてしまう、平成生まれの彼を尊敬しながらも将来が心配です笑

今回は私の経験してきた事を綴っていこうと思う。

私が指導していたwang　Chang選手（以降わんちゃん）と天津ナショナルチームの帯同時のお話。

もうかれこれ、中国には20回以上出向き色々な省やナショナルチームを見てきたが、お隣の国なのに全然違う文化や、指導方法なんだなと感じる事が多い。

まず中国に行きびっくりしたのが、スケールのでかさである！

天安門や万里の長城、建造物から自然のものまで全てがでかい！！

ピラミッドなどもそうだが、建築機械がないあの時代に人の力のみであれだけの建築物を作るなんてすごすぎ汗

中国の歴史の深さが分かる。
日本史、世界史が好きな私だが、
中国で有名な史実、「三国志」で銅や鉄の精錬技術や戦略・戦術などを屈指した集団戦術で国を統治しようと戦っていた時代に、日本は田植えを精力的に行っていた弥生時代である。
中国の奥深さを感じざるしかありません笑（某テレビ番組の言い回しです！私の好きなあばれる君ネタ）

ですが、スポーツの視点からいくとテニスという業界のみかもしれませんが、びっくりするくらい中国は鎖国の国だったのかなと、感じざる事しか出来ません笑（しつこい笑？）

今までに８箇所ほど各省のナショナルチームのトレーニングを行ってきましたが、施設やトレーニング器具、コートなど環境は広大な土地に立派な施設なのですが、トレーニングの理論に関しては、日本の５年？10年？？位の差があります。

基本行っているのがボディービルダーのような筋力とパワー！的なトレーニングなどを行っています。

私の様な若造が、ナショナルに呼んで頂き指導できるのもこのためです。

確かにテニスという種目はトレーナー泣かせで、身体を作っても他の種目と異なり直結的につながる訳ではないので、少し工夫が必要なのですが、日本人のトレーナーの知識があれば中国で重宝されることでしょう。

日本人の勤勉さや細かな知識など大人気になります笑

みんなも日本だけに目を向けず、世界に目を向ければトレーナーの需要もたくさんあるのにと思っています。

そう５年前に想い、日本人のトレーナーが多く世界で活躍できる様に、中国・台湾・タイと、色々な国でパイプをつなげてきました！

トレーナーだけではなく、テニスコーチも中国はすぐにトップカリスマコーチになれますよ！！

なぜならば、基本中国では、日本に多くあるグループレッスンがなく、プライベートが多いです。。。。。っが。。

やっている事はラリーを行い少しアドバイス。そしてすぐに椅子に座りラリーを傍観、そしてサーブなどの練習をさせている時に、外に行きタバコを一服。。

の様なコーチが主流なので、中国で日本の様な細かなアドバイスや、１時間半一緒に動き回ってテニスをするだけでも皆さんが驚き、良いコーチと評判が湧き、あれよあれよとお客様が増えていきます。

本当に国によって、日本人の指導者が輝ける場所がいっぱいあるのだなと感じております！

ぜひ、コーチの方々や、トレーナー、指導者を生業にされてる方は世界にも目を向けてみてください！！

たくさんの輝ける場所がありますよ！世界はアメリカやヨーロッパだけではないのですから！

中国で働いてみたい、経験してみたい方などは、ぜひ声をかけてくださいね！なにかお手伝いできるかもしれません笑

中国から帰って年末はすぐにタイ出張！！また忙しくなってきますが、行くたびに新しい刺激とアイデアと感性が湧いてくるからな！！
頑張っていきましょう！
アデュー