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何となく停滞している

最近3月の合宿から始まって、ハイテンションモードのアトリエが続いていて、このまま秋までみっちり展示が決まっている。この流れをみんなで決めた時、私は一応反対した。ハイペースすぎて絶対みんな嫌になると。結局は子供らがやりたい!と私の反対を押し切って決まったのだが、やはりその流れに乗れない子もちらほら出てきた。何より私が元々ローテンションな人間であるため、このハイテンションさが続くのは正直しんどい。

このままだと終わった後急降下するんじゃないかと、私としてはちょっと心配で低速にしたいと思っているけれども、一部の子供らは昂っていくので私もやむを得ずそれに乗るハメになる。私自身が躁鬱の気があるため、こういうハイテンションモードにはなるべく乗りたくないのだけれども、彼らのやりたいという気持ちを逆張りするのはナンセンス極まりないし、子供らはこのままどんどん上がっていくのかもしれないし、このアトリエは共有アトリエなんだし。とあまり深く考えないようにしている。

まあ実際、彼らと長時間いることは苦痛ではない。互いに場を共有することに慣れたし、みんな自由にしていることが感じられるし、子供らに必要以上に関わらずに自分の制作をしていられるし。常々保育士や先生をすごいなあと思う。私は子供を意識はしているが、ほとんど見ていない。他者とずっと向き合うことは、かなりしんどい。子供相手に限らず常に人と関わっている人は本当にすごい。なんでみんな、そんなに人といられるのか不思議だ。

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