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PTA会長になりました。

息子っちの中学校で、今年1年PTA会長をすることになりました。
(韓国ではPTAを"学父母会"といいます。)


立候補というよりは、昨年の会長さんから推薦と「大丈夫。できるから!」との励ましの言葉をいただいたのと、

最近読んでいた『ソーシャルイノベーションの始め方 』(スタンフォード・ソーシャルイノベーション・インタビュー 日本版)とリンクしたので、引き受けることに。


一回目の学父母会代議員会議では、1~3年生の保護者と先生13名が学校一階にある多目的室&カフェで集まり、予定1時間のところ、質問や提案が絶えない2時間の会議となりました。
またお勤めしていて会議に参加することが難しい保護者も、ラインのようなコミュニケーションツール(韓国ではおもにカカオトーク)を使って意見交換をできるようにしています。


息子っちが通う中学校は、「革新学校」という公立の中学校のなかでも基本のカリキュラムでなく、より創意的で主体的な学習能力を育てるため、学生たちの自発的な活動を応援、支援する学校です。
大学受験の前準備としてテスト対策に重点を置く一般の中学校とは違い、民主主義的な会議やプロジェクトのすすめかたを学ぶ1日学級委員研修、学生が取り組みたいテーマを決めて企画書作成からメンバー集め広報ポスター作成も自ら行うクラブ活動、ギターやカリンバがひとクラスの人数分ある「ひとり1楽器」音楽の授業、など他にも魅力的な取り組みをしています。
それが評判を得て、優秀事例として全国から革新学校の研修をしにたくさんの先生たちが来校されます。


上記した本の巻頭2ページ目に、
『主語を「わたし」に戻す。』
とあります。


子どもたちが主体的に学校で学べるように、親(保護者)もそれを応援し主体的に動いていく。
よい学校を求めるだけでなく、
自分たちでつくっていく。
今年中3で最後の中学校生活な息子っちと
来年新1年生として中学生になる娘っちのためだけでなく、
学校、先生、子どもたち、保護者、地域が一緒に
未来を作っていく、
そんな学校になったらいいなと思います。


会議のすすめかたや協同作業はハンサリム生協や生活クラブでの組合員活動の経験が充分にいかせる予感。
個人的には、環境教育や食育など、あれもこれもやりたいことがあるんだけど、そこはみんなの意見をきいてから。
まずは会長の仕事内容の把握と
学校と保護者の橋渡し役に徹します^^;

 
とりあえず会議の予算で会議用のおやつを購入してよいとのことだったので、
以前の添加物たっぷりの市販おやつから、
今回ハンサリム生協の国産小麦と有精卵のカステラと国産みかんのジュース、パーム油不使用の国産小麦クラッカーを会議に参加する保護者と先生たちに準備。
会議場所の窓を全開にすると、校庭に白梅が満開🌸
いい感じのスタートとなりました😊


*写真は、会議をした中学校の多目的室&カフェのテラス☕


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