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フランス人男性とデート?してみたpart2

2. 2回目のデート

運命的なめぐり合わせから約2週間後に、2回目のデートが訪れました。
今回は私の地元に彼がきてくれました。初めて東京以外の県に行くという事で、私も彼をおもてなししようと、張り切っていました。

そして、ついに当日。
私たちは駅で待ち合わせました。
遠くからでも分かるほどイケメンで、背も高く、髪も栗毛…
「あれ?何か背中に隠してるな??」なんだろうと思いながらも聞かないまま車を停めた駐車所へ。

「はい、今日は誘ってくれてありがとう(実際は英語)」
そういって、手渡されたのはなんと「薔薇」・・・・!!

こんな素敵なサプライズをされたことは初めてだったのでとても嬉しかったです。(やっぱりフランス人ってよく言われるようにロマンチック…)

そんな事を考えながら、最初に向かったは地元で大人気のお寿司屋さん。彼はお寿司が大好物という事だったので非常に楽しみながら食事ができました。さて、この彼の「食事」の楽しみ方について、カルチャーショックを受けたので詳しく書きたいと思います。

3.彼(フランス人)流の食事の楽しみ方
私たちは、同じもの、握り9巻セットを頼みました。
そして、まず私が鯛に箸を伸ばすと彼も鯛に。私がタコを食べ始めると彼も…
「なんで同じものを同じ瞬間に食べてるのか??」
と、最初は疑問を感じていましたが。だんだんとその謎が解明されていきました。

それは、同じものを同じ瞬間に食べる事で
①味の感想を共有できる
②味を一緒に楽しめる

であることが判明したのです。
お互い、同じ瞬間にマグロを食べて、見つめ合いながら、味を楽しむ。
2人の味覚がリンクしたような、そんな不思議な感覚になりました。
実際、9巻全てこのように食べたので非常に時間をかけました。…約2時間はかけたと思います。

特に高級店でもないし、コースでもなかったのでこのような食事の仕方をするのが少し新鮮な気持ちになりました。(彼にとってはお寿司は高級なのかな?)あとはやっぱり、目を合わせながら食べることで、五感が研ぎ澄まされたような気がしました。

全てのフランス人がこのように食事をするわけでは無いと思いますし、彼自身も「毎回、こんな風に食べるわけじゃないよ。ゆっくりできるときや、
その時間を楽しみたいときはそうするけど。」と言っていました。

いままで、こんな風に一緒に食事が出来る「彼氏」ができたことが無かったので、とても楽しかったです。そして、イケメンを眺めながらの食事は最高でした笑

少し長くなったので、次回はまたデートの続きです。

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