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発達障害的、初めて支援に繋がったとき。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 発達障害のあるひと達は誰かに頼ったり相談したりすることが苦手、だとよく言われます。

 確かに私も苦手でした。

 誰に、どのタイミングで、何を、相談していいのか分からない。 
 迷っているうちにタイミングを逃してしまう。

 そんな私が最初に支援に繋がったのは、息子氏が小学4年生の時。息子氏がいじめに遭ったことがきっかけでした。

 それまでも息子氏を育てている中で、周りの子たちと違うという感覚がありました。育児書からかけ離れていた育ちをしていたので、クラスの中でも浮いているように見えました。
 担任の先生に相談しても「勉強が出来ているから問題ない」みたいなことを言われるばかりでした。生活に問題はたくさんあったのに、です。

 もしかして発達障害なのかもしれない、と薄ら思ったりもしていました。が、はっきりさせる勇気がありませんでした。大したことないから相談に行っても門前払いされるかもしれないとも思っていました。

 いじめが判明した時に、このままこの違和感を見て見ぬふりをしていても良くないと実感しました。意を決して、各都道府県にある発達障害支援センターに相談しました。

 電話で簡単に事情を説明すると、親子で面談をすることになりました。初めて行った時には既に親子別々に担当の職員さんが決められていて、別々の部屋で別々に話を聞いてもらいました。終わって再会した時には、次回の面談時に息子氏が知能検査を受けることに決まっていました。

 そして受けた知能検査の結果は、2回目の面談での検査だったとは信じられないほど息子氏の特性や困り感が明確に言語化されていました。発達障害の専門機関の心理士さんにして、なかなかない結果だと言われました。それほどまでに激しい凸凹の持ち主だということが分かりました。

「お母さん、今まで大変でしたね。これからは一緒に考えていきましょうね」

 それから毎月1回、中学校を卒業するまでは親子共々面談をしてもらいました。高校生以降は息子氏が自分で予約を入れて面談に行くようになり、私は支援センターが主催する親の会で相談に乗ってもらうようになりました。

 10歳の時から通い始めて、もう12年になりました。いろいろあった12年だったので、何度も泣きながら相談に乗ってもらいました。何とかこうやって来れたのは支援センターのお陰だと思っています。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 だんだんよくなる!未来は明るい!

 


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