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発達障害的、寄り添い合える仲間たち。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 ご縁あって、この12年間の親の会活動を振り返る機会を頂きました。

 息子氏が小学4年生の時に初めて支援を受けるようになり、小学5年生で診断を受けました。

 その頃から自分の記録のためにブログ(noteではないです)を書き始めました。
 当時、息子氏のような知的に高いタイプの発達障害の情報がなく、また発達障害の子を持つ親御さんの知り合いもおらず、孤軍奮闘の毎日でした。
 そんな中、私のブログに、息子氏と同じようなタイプの子を持つママさんたちがコメントを書いてくれるようになりました。

「わかるわかる、うちもそうだよ」

 そんな共感を得ることができたのは、当時の私はとても心強かったです。「ひとりじゃない」と思えることが、明日へのエネルギーに繋がることを実感しました。
 そして、そんな全国各地に住むママさんたちと実際に集まり、語り明かしたのは、親の会活動の原点だと思っています。

 そこでエネルギーを得て、初めて地元で開催されている発達障害の集まりに参加する勇気を持てました。当時の私には、地元の集まりに参加するというのはとても勇気の要ることでした。

 どうしてなんでしょうね。
 初めての集まりが苦手というか人見知りしてしまうということもあったとは思います。
 それだけでなく、当時の私は「我が子が発達障害である」ということを身近なひとたちには明かしてはいけない気がしていました。隠したい、のとはちょっと違うかもしれません。でも、身近なひとたちにバレてしまったらまたいじめられてしまう気がしていました。そのくらい、身近なひとたちのことを信用できなくなっていたのかもしれません。

 初めて参加した集まりで、息子氏と似たようなエピソードを語るママさんたちに出会うことが出来ました。
 そして、そのママさん達と親の会を始めました。当時小学生から高校生だった子どもたち。親子で集まって出掛けたりもしました。

 いつの間にか時が過ぎ、早12年。子どもたちは皆成人になりました。

 「寄り添う」ってナンダロウ?と思った時に、親の会のママさんたちを思います。
 悩み苦しかった時、一緒になって悩んでくれる存在は本当に心強かったです。答えを出してほしいわけではないんですよね。ただただ話を聴いてくれて、共感してくれて、「辛いよね苦しいよね」って気持ちを分かってくれるだけで充分でした。

 自分が親の会に辿り着くまでに勇気が必要だった分、そのハードルを下げたいと思い、こうやってnoteを書いたり音声配信をしたりしているという面もあります。匿名性の高い場であれば、地元の集まりよりも、ちょっと参加しやすいかなと思うのです。

 気が付けば、私も「ちょっと先ゆく先輩ママ」です。このnoteを書き続けることで、若いママさんたちや当事者の皆さんに寄り添えていたなら幸いです。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 だんだんよくなる!未来は明るい!


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