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発達障害的、手話検定の結果。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 秋に受検した、全国手話検定の結果が出ました。

 3級合格!

 手話講座の先生方、同期の仲間たち、手話サークルの先輩方、そして検定の勉強に付き合ってくれたあゆかん手話部の仲間たちのお陰です。ありがとうございます<(_ _)>

 検定日の直前まで大きなお仕事が続いていて、受験することに決めたことを後悔していたくらいでした。

 試験自体は、動画での読み取り問題と、試験官との面接問題でした。

 読み取り問題は、かなりゆっくりな手話でした。試験範囲をしっかり勉強しておけば大丈夫な感じ。わたし的には全部読み取れたと思っています。ただマークシートに書いてある選択肢の文字が細かくて!手元の細かい文字に弱いお年頃の私には辛かったです。試験内容よりもそこ(笑)

 問題は面接。

 面接の部屋に入ると、机の上に紙が置いてあって、そこにスピーチのテーマが書かれていました。私の時は将来の夢でした。
 そこで私は・・・

 私の息子は発達障害があります。育てている時にすごく悩みました。発達障害の子をもつ親の会を開催しています。その集まりに、ろう者の方にも参加してもらえるように、手話の技術を磨きたい。

・・・的な話をしました。
 それで「終わり」にしたら、時間がまだ余っていたようで「続けてください」と言われ、めちゃくちゃ焦って追加しました。正直、その追加で何を話したのかは記憶にありません。

 その後、試験官との会話問題がありました。
「息子さんは何歳ですか」
「その集まりにろう者の方が参加したことはありますか?」
「どんな方法で手話の勉強をしていますか」
といった内容だった・・・と思います。
 試験官はろうの方と聴者の方と1人ずつだったのですが、お二人共、3級のレベルに合わせてゆっくりめな手話にしてくださっていました。わかりやすい手話を使ってくださったこともあって、何を質問されているか分からないということはなかったです。
 ただ、そこは私の発達障害らしさだと思うのですが、その質問にあった答えをちゃんと答えなきゃいけないと思い過ぎました。正しい手話表現ができていれば、思ってもいない内容でも良かったはずなのに、こういう時に手話表現が難しくても「本当に思っていること」を答えようとしてしまいますね。こういうところが、生きるのが下手くそなところだと思います。

 そんなわけで、落ちるなら面接のせいだと思っていましたが、何とか合格を頂戴出来ました。点数や評価は公開されていないので、若干もやもやは残りますが、まあ、合格できて良かったと思うことにします。合格率は85%くらいあるそうです。

 手話学習してきた2年間のひとつの区切りになりました。
 これからは細く長く手話サークルで学べたらいいなと思っています。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 どんどんよくなる!未来は明るい!


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