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高岡で錫のお猪口を作った
金曜日は、私も夫も出社の日だった。両方夜に飲み会がある。
遅くに山梨に帰るのも面倒だし、そのままどこかに行くかという話になる。
22時には東京駅を出れそうだ。NAVITIMEの出発を設定して、めぼしい新幹線駅の到着を検索していく。
どこも終電が終わってしまっている…あ、長野駅がヒットした。では長野を起点にして考えよう。
新潟の、松之山温泉のほうに行きたかったのだが長野駅から新潟駅は新幹線が通っていないんだな。
そしたら、これは、富山でホタルイカですな。
AM11:30 富山駅でお寿司ざんまい
長野のホテルを出たのは10時過ぎで、本当は善光寺参りをしたかったのだけど早く行かねばとスキップ。長野から富山は北陸新幹線で1時間かからず着く。
駅直結ビルに入っている「すし玉」はすでに折り返し3回をしてさらに伸びる列があり、早々に諦める。一回行ってみたいんだよなあ。
一応夫をすし玉に並ばせつつ、同じく駅前の人気店、「廻転とやま鮨」に行くと、発券式だったのでぽちっと。9組待ちだった。
と、ふと隣を見ると同じく「炙庵とやま鮨」が、なんとガラガラではないか。順番待ちがてら入ることにする。
全くもって写真を撮り忘れたのだけど、結論廻転とやま鮨がとっても美味しかった。もうね、まず赤身がうまい。感動する美味しさ。やはり行列のできる店は違う。
きっと地元の人が行くさらに美味しいお店があるんだろうな…と思いつつ、ここまで美味しいお寿司が食べられてさらに贅沢を言ったらばちがあたってしまう。
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おつまみばっか写真とってるな。
二日酔い気味でお酒を3種類しか飲めなかったのが心残り…。富山のお酒は満寿泉が好き。
PM2:00 高岡・金屋街 利三郎で鋳物体験
今回行ったのはこちら。
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今年に入ってからずっと錫のぐい呑み欲しい!と思っていて、探すと全部高岡産ということまで分かっていた。
なのでこの機会に富山駅前で一つ買おうかと思っていたのだけど、高岡まで足を伸ばしてこちらは自分の好きな柄を入れたぐい呑みが作れるという。
錫のぐい呑みが欲しい理由は、割れない気軽なぐい呑みを持つこと。職人に作られた謹製品だと雑に扱うのが申し訳ないけど、自分で作ったぐい呑み、丁度良いじゃないですか。
工房に通され、説明を受けてから
柄を決めて、鋳型の砂を釘で彫っていく。
最初はムンクのお月様柄にしようと思ったのだけど
皿ならまだしもぐい呑みでこれは何描いてあるか分からんだろうということで、
同じお空モチーフの雲を描くことにした。
なのだけど、曲線がめっちゃむずい!!!
ある程度深さがないと柄が綺麗に出ないということで、何度も何度もなぞっていく。
90分かけて掘り込んだのがこちら。
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曲面に彫り込みを入れる難しさよ!底の方、力を入れすぎて削りすぎちゃっている。
まあ諦めも大事。こちらで鋳型作成は完了。
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出来たのが、こちら!
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を、さらに磨きの仕上げを職人さんにしていただいて、できたのがこちら!
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…いやまあね、何柄だこれ!?感はなくはないのだけど、手作り感はありありで良いではないですか。売っていない感がすごい。
これから使い倒しますよ!
慣れない作業をして身体が凝り固まってしまった。富山、温泉宿があるともっといいんだけどな〜。銭湯しか見当たらず、断念。
天気も悪いし寒いし、お家に帰ることにする。
おわり。
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