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中学生、思春期、一年を振り返って

3月31日。
年度末がやってきました。

本年度は長女が中学生になり、
とても刺激的な一年間でした。

近年でもっとも『あっという間』の一年。

中学生って、すごいね、、

こんな感想しか出てこないくらい
今私、疲弊というか
感心というか、、
感動というか、、

まあ本当に色々ありました。

思春期というのは
漠然としたイメージはあれど、
実際そりゃあ
100人いたら100通りなわけで、
一言『思春期だもんな』では
片付けられないですし

私は子ども達とよく喋るのですが、
本年度が一番、
長女と話したんじゃないかなと思います。

長女はものすごい心の揺らぎの中、
最高の一年を過ごしたことは
近くで見ていて感じました。
周りのみんなのおかげです。

少しずつ、どんどん、
家から外へ世界が広がっていくけれど

持ち帰ってくるお土産話、
悩みや相談はどんどん増えていく。


嬉しく思います。

手を離すようになり、
目を離すことが増え、
もう見えない部分というのも
もちろん多くなってきているけれど
心を繋いでいたものは
どんどん太く、
強くなっているのを実感しています。

子どもが多感な年頃になるころ、
私も多感なお年頃になるんですね。
更年期の入り口です。

また、30代でがむしゃらに
意気揚々と巡らせた思考や
読書などで培った知識、
子育てしてきた経験、

それと私自身が生きて体験したこと
知恵、工夫が、
役に立ったり、邪魔になったり。

40代に入ってから、
削ぎ落とすべきと思うことや
ある種の諦め、いい意味で力を抜くこと
俯瞰視することが上手くなってきたと
思っていたんですが、

本年度、特に後半の
長女との対話において、
私の一喜一憂は凄まじかったです。

『人権作文』を3〜4本書けそうです。
というか1本書きました。


noteに書いていけばよかったのにと
今久しぶりに書きながら思っています。

けれど、全力で娘達と向き合っている最中
全然余裕がありませんでした。

余談ですが、
次女の登校しぶりも深刻な時があり、
2人ときちんと向き合うという事は、
感受性の強い私には
大っ変なことでした。

でもとてもとても、とっても良かった。

長い目で見て
こうなって欲しい、
というような理想は抱いていません。

メディア的な是々非々は論外です。

・友達はたくさんがいい
・スマホは悪
・YouTubeやゲームは悪

特に上記は全くそう思っていない私です。

特にスマホに関しては、
もう、それがそこにある、今の子供達。

あたえる
あたえない

そんな風に偉そうにできませんでした。
娘達は早いうちからスマホが手元にあり、
ずっと一緒に過ごしています。

なのでものすごく慣れて使っています。

ある程度お約束や制限はあれど、
一緒に決めた決まりなので
守っています。

小学生のうちはLINE交換なしの
21時まで。
中学生になったらLINE交換解禁で
23時まで。

でも、この締め切り時間まで触っていることは、実際あまり無かったです。

ほか細々と約束はありますが、
今の所、見える範囲は何も問題なく、
むしろすごく詳しくなって、
スマホやアプリと向き合っているようです。

それが探求に繋がったことは数知れず。

アプリを作ってみたり、
動画を作成、編集してみたり、
LINEスタンプを作ってみたり、
仕組みについて詳しくなりました。

画面の向こう側は世界であり、
計り知れない大きさであることは
低学年から語り合っていて、
漠然としたところから、だんだんと
リアルに解って来ていることを実感します。


話を中学生の長女に戻します。

長女から聞く話には、
度肝を抜かれることも多々。

Instagram、TikTok、Twitter、
中学になると
スマホデビューと同時に
当たり前にアカウントを作る子が多いです。

長女はなんでやらないのかなーと
ずっと思っていて、
Instagramは興味を持ったっぽいですが、
友達から聞く事を重ねる中、
今は価値を見出せなかったそうです。

興味が出た時、私も一通りアカウントを作ってみたり、長女と一緒に面白さや、
恐ろしさや、懸念することを学びました。

お友達から、
なんでやらないのー?って
よく言われるそうですが、
『今んとこ興味な〜い』で
片付いている模様。


LINEについては、
今の中学生を目の当たりにして感じる、
気の遣いすぎ感
同調圧力、狭いコミュニティの中で、
当事者同士2人きりになれる空間が作れるLINEは
"あって良かった"と思うシーンが
多かったです。

スマホやゲーム、アプリ、動画など
これに関しては一個記事がかけそうなので
割愛しますが、

成績向上の一助になった動画もあり、
人の気持ちを想像することや
自らの立ち居振る舞いを考えるきっかけになった、場面もありました。

中学生のコミュニケーションに、
スマホは欠かせないかもしれないと
今の時点は、思うほかなかったです。

持っていない子も1〜2割ほどいて、
その子達とのコミュニケーションも
大変工夫を凝らしていて、上手くやっていて
子ども達はすごいです。

でも"初めてスマホを手にする"というのが
この多感な時期となるのは、
親子間のコミュニケーションや、
信頼関係、そしてそして、
親のインターネットリテラシーや
最新の知識、意識の共有を、
小学生時代の倍の力量をかけなきゃいけないんじゃないかなと思った次第です。


一緒に、向き合う。

これがなかなか、中学生になると
時間的にも難しくなってくるんですよね。

長女は早くから持っていて、
早くから失敗や、向き合い方について
問題が起こるたび語り合った遍歴があり

それが今大いに大いに、
役に立っていました。
我が家としては、良かったことです。

雑な言い方になりますが、
もう、信頼するしかないのですよね。

信頼関係というのは
そう簡単に作れません。
親子といえども同じ。
人間関係の一つです。

本年度、長女の生活の中で起こる
様々なことに関して、

私は本当にものすごい勢いで
一喜一憂していて、
それは長女もわかっていて、
一緒に悩み、笑い、考え、泣き、
かなりの時間を費やしました。

感情むき出しで、
何とも情けないなと思われる節も
大いにありますし、

反省ばかりですが、、

『私のママがママでよかった』
『パパがあのパパでよかった』

自然と、しかも直接、
私や夫にそう言葉にして伝えてくれる、
そんな長女が可愛いです。

不器用だったな、今年、、

って、落ち込むことも多くて、
怒涛すぎた令和4年度でしたが、
長女に多くの出逢い、発見がありました。

同時に私も14年目の子育ては
赤ちゃんの時と何ら変わらない
発見や学び、失敗、歓喜の連続でした。


*  *


また、結びとして、ひとつ。

本年度もとても素敵な学校の先生方に
巡り会う事ができました。

心からこのご縁に感謝しています。

中学校の先生方は、
教科だけのお付き合いにとどまらず
たくさんのお手本になって下さいました。

長女がお一人お一人の似顔絵を描いて
先生方にお手紙を添えて贈りました。
それを描いている時、聞いて聞いてーと、
それぞれのエピソードをたっぷりと
お話ししてくれましたが、

個性豊かで、
人間味あふれる先生方のことを
本当に大好きな様子。
揺らぐお年頃の長女に素直な"好き"という気持ちを育んでくださった事、嬉しく思います。

また、小学校でお世話になった先生が、
異動される事がわかり、仲間で大急ぎで、
お手紙や贈り物を用意していた
長女とその仲間達。

先程、可愛い想いを受け取った私が
嬉々として注文した贈り物が届きました。
Amazonさん、迅速にありがとうございます!

今日の午後、小学校に渡しに行くそうで、
私もお手紙を書きました。

何度も何度も、
このnoteに書いてきましたが
教育に携わっておられるすべての先生へ
子供たちのこの純粋な気持ちを
届けたい
なと思います。

決して成績優秀でも、
リーダーを務めるような存在でも、
なんでもない我が子たちですが、
先生方の一生懸命をきちんと受け取り、
豊かな心になっているなと思います。

思春期の長女も
反抗期の次女も、
就学からここまで、そしてこれから、
たくさんの"先生"と出逢いや別れを経験し、
流れるようにあっという間にすぎていく
大切な『子ども時代』を、
少しでも印象深く、想い出と、
成長の糧にしていって欲しいと思います。


*  *


まとめようにも、
頭も心も散らかってしまって、
また投稿できないといけないので、、


2回目となる、
校正なしの"生note"にしちゃいます。
読みづらいかもしれませんが、
何卒ご容赦ください。

長い長い記事になってしまいましたが、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♡

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