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朝、元気を作る。ちょい足し納豆ごはんの6日間

梅雨も待たず、この頃すっかり暑さにバテ始めている。私が1日の大半を過ごす部屋は西日の入りが容赦なく、昼以降は外に出たほうが涼しい~という日が続いているからだ。

こう暑いとキッチンに立つ意欲も半減して、朝はゴクゴクと飲めるアイスコーヒー、昼は冷凍パスタ、夜はビールにキムチがあればいっかな、といいう食スタイルにハマりがち。小食になって痩せてくれるならまだいいけれど、いろいろ弱るわりにお腹回りはぽよぽよしてくるから情けない。

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そこで頼ってみたのが、朝の納豆ごはん。週末に茶碗1杯分の冷凍ごはんを大量に作り置きしておいて、朝は薬味を刻んで納豆を混ぜるだけ。

詳しく学んだわけではないけれど、納豆にはたんぱく質が豊富だし、イソフラボンは美の健康にいいともいうし。それに、もち麦ごはんを合わせれば、食物繊維と、1日のエネルギーになる糖質もとれる!

思い立ったらなんとやらで、せっかくなら日ごと思いつく限りのちょい足しアレンジを決行してみた。これがなかなか、おもしろい。ベースは変わらないのに、ちょい足し食材でこんなに食感と味が変わるのかと、毎朝ちょっぴり楽しくもなった。6日分の納豆ごはんをまとめておく。

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1日目、まずはちょい足しの定番、小ねぎ。

ねぎ大好きっ子なので、これでもかというくらい小口切りした。納豆を混ぜる時にも加え、仕上げに追い小ねぎもドバドバッと盛り付け。朝からネギ臭を気にせず済むのは、リモートワークの功名といえよう。

納豆のねば~の中に、シャリシャリのねぎで食べ応えがアップ。いつになく口をもぐもぐさせていると、頭もしゃきっと目覚めてくるようだった。

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2日目は、キムチ。愛用は「ご飯がススムキムチ」。

刻んだ甘めのキムチはもう納豆の恋人。これ以上相性のいい相手はいないんじゃないかというくらい、見た目も味もピタリとハマる。

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3日目、大葉と練り梅。

本来なら、梅干しを叩いて…といいたいところだけど、そんな元気がないから始めた企画である。使えるものは何でも使おう。練り梅うまし!

小ねぎといい、薬味を見ると“過ぎる”くらいに盛りたくなってしまう。大葉の爽やかな風味で、いつになく上品な納豆ごはんでございました。

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4日目、ネギ塩+ごま油。

連日の納豆ごはん効果か、仕上げにわざわざ白ごまを取り出して、見栄えを気にする余力が芽生えてきた。白ねぎはダイソーのハンドル野菜カッターなる便利グッズで、秒速でみじん切り。しばらく水にさらしておいた。

焼き肉の〆に食べたいなあ、と食欲をそそるうま味だった。

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5日目は、しらす。しまった、卵黄を落とせばよかった!(いま写真を見ていて気づく)

ふわっふわのしらすと納豆の出会いって、かなり新鮮。どういう具合か分からないけど、納豆のとろみと硬さが際立って、しらすの食感はあたかも溶けるよう。

ごはんの代わりに豆腐でもいいなと、本気で思える満足感だった。

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6日目はラスボス、黄身漬け。これだけは即日で用意できないから、あらかじめ仕込んでおいたもの。作り方はこちらで紹介している。

宝石のような黄身漬けを引き立てるため、大葉は下に敷き詰めた。ねっとり濃厚な黄身漬けを前にすると、正直、朝の納豆ごはんに合わせるのはもったいなかったかなあと惜しくなるくらい、堂々たる風格だ。

とはいえ、もとは納豆と仲良しコンビの卵黄である。ちょっとした事前準備のおかげで、懐にはやさしくぜいたく気分を味わえた。

つい待ち切れず、昼も夜も次なるちょい足しを試したくなった納豆ごはんの6日間。ちょい足しできる食材がある限り、このお楽しみはまだまだ続きそうだ。


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