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6忘れたくないから

映画をみた。
ネタバレになるかもしれないから、タイトルは言わないが、グッと来る言葉に出会った。

「あなたみたいな女の子はきっとこれからいっぱい損をすると思う。でもね、この世界にはあなたのことちゃんと見ている人がいるから。あなたのことをかっこいいと思う人もいるから。だからがんばれ。」

いじめを受けている小学生の女の子がいじめっ子に対して強い態度をとる。それをみた女性がこのいじめられている女の子に声をかける。そのシーンでのセリフ。

いじめっ子ってなんであんなに強いんでしょうね。小学生であれ中学生であれ、大人から見ればちっぽけな集団であっても、あの当時の自分たちにとっての社会はその空間であり、その関係がすべてだから強い集団には逆らえない。きっとこの女の子も「負けない」って決めて、相当勇気を振り絞ったんだろうな。

私にも似たような経験があった。別に今考えれば大きな問題でもいじめとかではないと思うんですが。人づきあいが苦手だったんです。単純に。話をするときに口調が強いとか、あの写真が気に入らないとか、あぁスカートをはいただけで可愛い子ぶってるとか、きもいとか、いろいろ言われましてね。あと、変なニックネーム付けられて、気づかないと思っているのか目の前で文句言われて。そんなこともありましたね。そういうことが続くと人間投げやりになるんです。どうでもいいやって。でもどうでもいいって思っても心はヒビだらけで。親にも相談できないから、とりあえず口を閉ざそうって決めた時期もありました。4か月くらい。学校で口を開かなかった。私なりの意志。忍耐。

そんな時に手紙をくれた子がいました。「見て見ぬふりしてごめんね。私も○○さん怖くて直接言えないけど、私はそばにいたいから。話がしたい。」そんな内容でした。もう号泣ですよね。下校途中に手紙読んで、大泣きしながら帰った。(周りの人には大分変な目で見られたけど。)敵しかいないと思っていた時期に助けてくれる人がいる。気持ちが楽になりました。もちろん、私にも悪いところはあっただろうし、かなり不器用で一匹オオカミな性格だから嫌われてもおかしくないって今は思える。でも、あの当時はそれが分からなかった。そして、解決策なんて自分では見つけられなかった。もがいても、もがいても先が見えない。トンネルにいるみたいだった。そんな時に救ってくれた彼女。感謝してもしきれない。今ではすっかり疎遠になったけど、元気にしてるかな。ありがとう。ありがとう。

きっとこの映画の小学生も強く生きていくのだろう。これからも。そして幸せを自分でつかむのかな。

思い返すといろいろあったけど、今はとっても幸せだと思う。今でも人付き合い下手だなと感じることが多いし、口調が強いとか、反省は日々あるけれど。

落ち込んだ時に「元気出せ~」ってメッセージくれたり、面白い画像送ってくれたり、ご飯誘ってくれたり、理由聞かないけどとりあえず会いたいって言ってくれたり。本当に素敵な人に恵まれているなと思います。

先日も考えすぎてしまうことをnoteに書いたけど、時々「もう何もわかんない」「コミュニティなんぞ消えろ」とか絶望するくらいマイナス思考に陥ることがあって。そうすると昔の嫌な思い出とか洪水のように全部あふれてきて。つらい。もうだめだ。。。ってなるんですが、

(現在その真っただ中で負の言葉が70%くらい占めているのですが…。)

そのたびに

朝の光とか、優しい音楽とか、おいしいものとか、そして何より素敵な友達がいることとか…日常にある素敵なことと改めて向き合えるのです。

めんどくさい人間。わかってる。それでも生きなくちゃ。

自分とお別れできたら楽だけど、それはできないから。まずは笑って。毎日口角は上げよう。

ちょっと暗くなったな。

楽しく終わる。このnote見るかは分からないけど、みんないつもありがとう!家にいる人、外で仕事をしている人、多くの人が満足した一日を過ごせますように!

長くなりました。ありがとうございました。

自己完結。頭の中の整理整頓。

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