ケアスタッフさんと療法士‐こじれるのはなぜ?‐
1.はじめに
前回ケアスタッフさんと療法士の関係がこじれるのを目にすることがあると書かせて頂きました。。。
一体なぜなんだろうな?と思うことがあり、
その事について様々な方のご意見と私見を交えて
お話させて頂ければと思います。。。
2.こんな風にこじれたよ!な話
ケアスタッフさん
『何であんなに偉そうなの?!』
『何であんなに話を聞かないの?!』
療法士
『結局何が言いたいの?』
『何で言ったことしてくれないの?』
そんなことを双方が思い、
気づいたら会話もなく
流れ作業のようなカンファレンス。。。
なぜ、このようなことをお互いに思うのでしょうか?
3.なぜ?そもそもの職種間の根本の違い
これは、病院などと在宅医療の両方を経験された医師がお話しされていたことですが、
それぞれが話をする際に
医療職は
簡潔に『結論』から先に述べ理由を話す。
福祉職は
結論にいたるまでの『過程』を中心に話し、
発信する情報量が多い
普段の同職種内のコミュニケーション方法が
それぞれ異なり、他職種と関わる際に
そのルールを使うもんだから
まぁ、こじれます。。。
4.こじれなくするには?
まずは
▪️多様な価値観を受け入れること
▪️異なる考え方を否定しないこと
▪️前向きな発展的な議論ができる
上記を合わせた人物像を目指して、各職種は力をいれて教育に臨むべきではないかと思います。
今後は多様性を受け入れる教育をうけた世代がどんどんこの世界に入ってきます。。。
そんなとき今までみたいな関わり方をしていて、チーム内でこじれていては、直ぐに必要とされなくなるでしょう。。。
5.おわり
こじれの原因は根本の考え方、コミュニケーションの違いであることを書かせていただきました。
しかし、その違いを受け入れる器量がなければ今後生き残れないとお話しさせて頂きました。
また機会があればその演習方法なども書かせていただければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
※私見を多く含みます。このような考え方もあると思っていただければと思います🙇
作業療法士 保健学修士 認知症ケアやグループホームでの業務などについて発信していきます!! 応援よろしくお願いいたします😊