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厳しくて優しくて本気で成長を促すにくいヤツ

こんにちは!ippon blade研究者のAyari✼です。
下記の記事のつづきです。



【ippon blade新作足袋スニーカー(仮名)試走レビュー まとめ②】

ippon blade製品を販売する会社としても、またクリーンな業界をつくっていくためにも「ippon blade製品を履けば誰でも健康になれる。」と、盲信してしまうのは危険だということを改めて補足しておこうと思う。

今回も、試作品の新作足袋スニーカーで走ってみて思ったのは、ippon blade製品により、自分の体の癖や歪みに気づきやすい。っというのをかなり実感することになった。

ここは一本歯下駄であるMIROKUとZENほどではないだろうと思っていた部分があった私としては、走りながら工夫することがとても楽しい時間になった。

つまり、体の使い方を改めてさせてくれる。
走ることに対して、主体的に取り組む姿勢や自己認知により、自分を改め続けていくことで、心と体が結果的に整っていく。

とくに驚いたのは、急勾配な登り坂と降り坂で、操作を工夫したことにより、そのあとの平地で、驚くほど足が回復していったこと。

一つ目の坂を越えて、二つ目の坂。
もっときついはずなのに、暑さで体力は奪われているものの、足だけは動く。
さらに足裏が柔らかく動きやすくなっている!!

ippon bladeの新作足袋スニーカーで走れば走るほどに、私の体の使い方は深まり、長年の足裏の凝りや足首周りの癒着がほぐれていく。

日本舞踊のすり足や重心移動もかなり役に立ち、辛い時はすり足をするかのように走った。二軸走法と似ているけれど、二軸ほど膝を抜かなくても意外と進む。
足袋スニーカーだと下駄歯2本がシーソーのようになり、前に少し重心をかければ、足裏をほぐしながら進むことができる。

スピードランナーの方には、腿も上がらず、足が切れたようにしか見えないに違いない少し滑稽な光景かもしれない。
実際に、もう走れないほどに足が切れていても、速いすり足のように進めることがわかった。

途中、65kmぐらいの地点でスマホの充電もなくなり、地図もわからないし、今の私の経験と走力では完走できないことに気づいてしまった。

でも、結果とは反対に、体への意識が深まっていて、なんだか楽しかったのでそのまま自分を走らせておくことにした。

完走できないのに走っている私。

今、こんなに走るのが辛い。
今、こんなに走るのが楽しい。
様々な感情が同時に湧く。

誰のため?なんのため?なんで走る?

もはやモチベーションすらない。
はっきりとした理由も見当たらないまま、歩いたり走ったりを繰り返して、前に前に進んでいく。

私もタフなら、試作品のスニーカーも超タフ!

誰かに止められない限り走り続ける。

マラソン大会に出場した時から、私はなんとなくずっとそうしている。
それが次につながっていくような気がしているのかもしれない。

試作品であるippon blade新作足袋スニーカーは、なんとか耐えてくれた。

トレイルリュックには、いざという時のためにテーピングを用意していた。
足に豆ができたり痛くなったら使おうと思っていた保険。でも結局、レース中も今回の旅の中でも一度も使わなかった。

レースを終え、試作品の足袋スニーカーをくまなくチェックすると、下駄歯2本が内蔵されたインソールもアウトソールも、最後まで擦れることもなく新品同様の美しさを保っていた。

タフなレースだったため、外部だけ少しほつれた。ippon blade制作職人のモクエン・ワカクリ氏がさらに補強してくれます。

ippon blade新作足袋スニーカーは、わたしのように単純単細胞なゆるゆるランナーにも、記録を狙うスピードランナーの方にも、きっと役立つタフな友になるはずです!

工夫次第で様々な走法ができるため、スニーカーのクッションに頼らず、体そのものの機能を開発しながら、ランナー特有の怪我からも解放され、それでいて速くも走れるという革命が世界中で起きると思います!

この辺りは、スピードランナーの方々にぜひお試しいただきたいです。

これからのippon bladeの未来に、ますますワクワクドキドキした如來神掌100式でした。

みなさま、応援を本当にありがとうございます!

これからも、一緒に走りましょう〜!



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