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心持ちと生き様。


先日、母親の納骨式を無事終えた。

これで本当にお別れになってしまうのか…と正直少し寂しかった。
でもお寺で御坊さんのお話を聞き、捉え方が少し変わった。
今日は、そのことを少しお話をします。



難しいお話は私が理解しきれていないので端折りますが
御坊さんは

残された人達の「心持ちと生き様」を見て安心できた時、霊位は無事成仏(この表現ではなかった)できる

とおっしゃいました。

そう聞いて、お母さんは今の私を見て安心できているだろうか?
考えた。

少し自信がない。
でも
安心させてあげるための努力をし始めたところだ、という自信はある。


おばさん(お母さんの妹さん)が

「お姉ちゃん、彩夏を生んだ時は2階の部屋にずーっと2人でこもってたんだよ。」

と言っていた。

(私は、そんな贅沢な時間があったんだぁ…って、とても満たされた気持ちになりました。)

親戚の中でも第一子、もちろんお母さんにとっても第一子。
分かってはいたけど、とてもとても大切に育ててもらったんだな、と改めて感じた。


でも
私のお母さんは、とても真面目で、なんでも完璧にこなそうとする人だった…

育児書もたくさん読んでいた。

もしかしたら、私と2人で部屋にこもっていて
辛かった時間もあったかもしれない。

ふと思った。


「彩夏を生んだ時、私はこの子を産むために生まれてきたんだって思ったんだよ。」

前にお母さんが言っていた。

だから私は、お母さんにとって育児のすべてが楽しいものだった、と
どこかで勘違いをしていた。
良かったところばっか見てしまっていた。


そんなはずなかったよね。

きっと夜泣きに疲れたこともあるだろうし
何を訴えているのか分からなくて悩んだこともあるだろうし
排泄物の処理が嫌だなぁと思ったこともあるだろうし
大好きだった綺麗な服を着れなくなってさみしい気持ちになったこともあるだろうし
仕事ばかりな旦那に苛立ったこともあると思う。


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母の読んでいた育児書の一部。


でもね、だからね、思ったの。


世のお母さんたち

赤ちゃん(子供)にとってお母さんは
一緒にいられるだけで、温もりを感じられるだけで、目と目が合うだけで、
もうほばほば全部満たされています。

だから、そんなにがんばろうとしなくていい。

本当に本当に、ただ元気で、笑って一緒にいてくれるだけでいいんだと思います。
そんなに自分を追い詰めて、追い込んで、悲しい顔をしないでください。

笑っていてほしい☺︎


そして、残りのほんの少しが
少しの知識を持った上で、子供たちのためにできること


だから、

まずは、子供と真正面から向き合う

次に、子供のためにできるものを与える


っていうのが、育児の姿なんだろうなぁ…と思った。
(育児経験はないけど、今まで色んな親子を見てきて思ったよ。ちがう!とかそういう意見もたくさん教えてほしい。それで私はもっと大きくなれる。)


そして私は
この、育児の、お手伝いをできる存在になりたいと強く思う。


すべての母(父)と子にとびきりの笑顔でいてほしい(心持ち)し

そのお手伝いを全力でする(生き様)のが私の務めだと思う。

これが私の「心持ちと生き様」です。


やっぱりこれが、私の親孝行(前の記事に書きました)になる
と、確信に変わった。


よし。



ところで、お焼香ってあるじゃないですか。

3回、3つの心をお伝えしているんですが
それにはこんな意味があるらしい。

1回目 霊位に対して
2回目 霊位から授かったものに対して
3回目 霊位を守ってくれていた全てものに対して


なんだか感慨深いです。



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