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転職戦士になった理由④

転職戦士。年齢の割に転職回数が多く、転職することに対するハードルが低い。次の職は何にしようかといつも考えている。

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さて、今回はワタシ史上最悪の転職先のお話です。
辞めてからもう4年くらい経つのに、未だに恨みを持つほど濃厚なブラック加減でした。
皆さまもどうか、違和感を感じた会社には入社されないようご注意下さい。

とにかく転職先を見つけたくて、いろんなことを簡単にスルーしてしまった

人生2回目の転職活動で1社目は落とされ、気を取り直して2社目の面接へ。
求人では事務員1人を募集していて、支店だったため人数は少なく、募集している事務員を含めても4人の職場でした。

当然、有給は取りづらいだろうし同期と呼べる人もいない。
それでも「転職ってなるとそんなもんちゃうの?」「有給のこと考えるより先に就職先確保だわ…」と思い応募し、当日は50代の男性支店長に面接をしてもらいました。パソコンスキルの有無や未経験の業界であることについて話したと思います。

・パソコンスキルはほぼない
・なくはないが事務職としての経験は浅い
上記2点についてははっきり伝えました。
入社してから「できるって言ったやろ」と言われたら困るので…。

面接結果は合格。面接をしたその日のうちに連絡がきて、1~2週間後には初出社のスケジュールまで決まりました。ただ、母親は心配していました。
「あんた以外男の人ばっかりやろ?大丈夫なん?」
前述した通り私を含めて4人の職場で、私以外は男性です。けど「気楽そうでいいやん。気難しい女の先輩とかいる方が嫌やし」と、入社することを決意しました。

この時の私はあまり気に留めていませんでしたが、唯一「職場の雰囲気、暗かったな~」ぐらいのことは思っていました。雑居ビルのような古い建物の上の階に入っていたので、建物自体が古いから部屋の中も暗いのかと考えていました。

母親には「まぁ大丈夫やろうし、お給料もそんなに悪くないからいけるやろ!」と転職先が決まった嬉しさのノリで、すごく軽く返事した記憶があります。

人間関係の悪さはすぐに露呈する。

新しい就職先の人員構成は、支店長・課長・男性先輩・そして私。

初出勤時、支店長と私より2ヶ月先に途中入社した営業の男性に、今後の仕事の流れを教えてもらっていました。「ゆっくり仕事覚えてくれたら大丈夫やから!」と励まされたことを覚えています。

ただ課長が曲者で、常に不機嫌・嫌味を言うための問題点を探しているような人でした。支店長曰く、私はなぜか初日から嫌われていたそうです…。
(ていうかそれ、私に教える?)

入社して1週間が過ぎた頃、最初に励ましてくれていた支店長の言動が徐々にあやしくなってきます。
ミーティングと称した自分語りが毎日午前中(3時間)あり、事務員のはずの私が営業目的の視察に連れていかれたり、会社の人間関係や過去の事務員さんの話を教えてくれたり。
唯一ためになったのが、最後の"会社の人間関係や過去の事務員さんの話"でした。

・私の前にいた事務員さんは入社2週間で退社
・その前の事務員さんも2か月程度で退社
・その前の事務員さんも、期間は忘れたがすぐに退社
・本社と支店は対立している
・本社からの陰湿な嫌がらせを受けるので発言は慎重に
・もちろん本社内でもいじめ横行

少なくとも1年以内に3人がさっさと辞めていったってことですよね?
ていうか、いい歳した大人の集団内で嫌がらせって何でしょうか?


人間関係に問題があることは理解しながら、事務員としてのスキルが足りない自覚と、課長から粘着質な嫌味を言われたくない気持ちから、毎日必死で仕事を覚えようとしていました。
ですが、課長の確認ミスにより責め立てられた私は、反射的に反論しています。

「どこが間違っているんですか?」
「この前言われた通りに処理していますが、どうすれば良いですか?」

セリフ自体は全くおかしくなかったのですが、感情的になってしまったので課長もひるんだと思います。その後、ほんの少しだけ嫌味な口調がマシになったなと思ったのですが、この出来事を課長が支店長に報告していたようで、私への当たりが厳しくなっていきます。

この会社の話は長くなるので次回に続きます!

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