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『エンジェル投資家』 と聞いて思うこと→起業する前にやっておいて良かったこと


矢内綾乃です。

エンジェル投資家 と聞いて思うこと

『エンジェル投資家』このワードを聞いた時に、「どう思うか」で自分の立ち位置が確認できるなと思います。

20代の時、初めてこのワードを聞いた時は、『金持ちってい〜よね〜!!!流暢なことやれてさ。私にくださいっっての(゚д゚)カッ』と思っていました。。。

30代目前で起業の準備を始めた時は、『私も上手いアイデアさえあれば、エンジェル投資家に認められて、あーなって、こーなって、そんでもってシリコンバレーに飛んで、うっひょーいっ!アイデアさえあれば!!!』と妄想に駆られていました。

今は、エンジェル投資家って、なんてかっこいいのだろう!そんな投資家になりたいなぁと思っています。


立場が変われば、考えることも変わる

金持ち父さんの作者、ロバートキヨサキは、著書「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」でクワドラントという概念を提唱しています。

「金持ち父さん」シリーズの第二弾。従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家 …4つの生き方を決める価値観の違いを知って、人生の夢を実現しよう。

E:従業員
S:自営業
B:ビジネスオーナー
I:投資家

この4つをクワドラントとよんでいます。

クワドラントが違うと、大事にしていること、価値観、常識、何もかもが異なると言います。

そして物事の見方も変ります。

私自身は、E→S ではなく、E→Bになる努力をしてきました。
そして、この先は、B→Iになりたいと望んでいます。

この自分の所属するクワドラントの変化につれて、『エンジェル投資家』というワードを聞いて思うことも変化してきたと自己分析しています。


立場を変えてイメージしてみるとわかることがある

エンジェル投資家に、投資してほしい!!!と願っている/もらう側の考え方と、

起業家に投資したい!!!と願っている/与える側の考え方と、その違いが垣間見れる記事を見つけました。

↓↓↓


出資される側・出資する側 → 上手いアイデアがあれば

ビジネスプランの魅力を伝える
投資を受けるためには、将来性のあるビジネスプランの魅力をプレゼンテーションで伝えることが必要です。
イベントやセミナーでコンタクトを取ってからプレゼンをセッティングする方法のほか、スタートアップ企業を対象に行なっているプレゼン大会に参加する手段もあります。
事業の将来性や収益性、投資することでどのようなリターンを得られるかなど、プレゼンで要点を伝えられるように練習しておきましょう。


出資する側 → アイデアを扱う”人”は、結果を作る人物かどうか

起業家自身の魅力を伝える
ベンチャー企業向けの投資では、「何をするのか」ではなく、「だれがやるのか」が重視される場合があります。
エンジェル投資家に出資してもらうには、ビジネスプランとともに起業家自身の魅力を伝えることが重要です。
エンジェル投資家が応援したいと思うのはどんな人物かを考え、ビジネスに対する熱意や人物像を伝えるようにしましょう。

確かに、最後までやりきる人物でなければ、アイデアがあっても机上の空論で終わってしまいます。


エンジェル投資家のワードをだすと、そんな出会えもしない人たちのことを議論しても意味ないでしょう!「どうやって出会えば良いかわからない!」という声が聞こえてきそうです。なんと先ほどのサイトでは、エンジェル投資家マッチングアプリなど、交流サイトも掲載されています。

一度、本気で想像してみてください。

交流サイトにド本気(マジ)でコンタクトをとって、エンジェル投資家からの500,000,000円の出資が本当に決まってしまった日の自分を!

500,000,000円以上の利益を返すわけです。売り上げではなく、利益です!

自分のお金を突っ込んで自己責任でチャレンジ起業するならまだしも、他人にお金を出してもらって本気で成功することに腹をくくることをリアルに想像すると、心とからだがブルブルしてしまうような緊張を感じないでしょうか。

「お金さえあれば」「アイデアさえあれば」だけではなく、情熱と熱意を持って、やりきるという人間性は、出資者からみても大きな要素となりうるでしょう。


自分がどんな人間かを知る。分かるは変わる、変わるは成果!

私は、恩師に、

チームビルディング先にする → 起業を後でする

という順番を教えてもらいました。

チームビルディングをすると、”自分が本質的にどんな人間か”をつくづく知ることができます。

その上で改善点があれば、とことん改善に努めて、結果を作る自分作りをしてから、満を持して起業することができます。

若い頃は、アイデア先行で、成功するためにもっとも重要な「愚直な努力と改善を、忍耐強く成功するまでやり遂げること」を軽視していたように思います。

「実際のところ自分がどうなのか」、と、「どうなればいいのか」が学べる人たちに出会えたのは感謝でしかありません。


起業する前にやっておいて良かったこと

経験を通じて度胸や自信が付くまで。

或いは、自分には忍耐力があることを実績で証明するまでは、

成功している人のもとでチームビルディングをしながら、

人生のレッスンを先に終わらせて、満を持して本番の起業に臨むのは、とても良いアイデアだと思います。


☆格言☆

「何をするのか」ではなく、「だれがやるのか」

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