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【毎日習慣】身と心

 ひとを罰するのは、市井のひとの仕事じゃないでしょう。
 さいきんの、正当化を証明するためにネットで共感を求める文化、根付いてほしくないなぁ。わかりやすく言い換えるなら、「こんなアタオカがいた!」って、告発するみたいなやつね。情報を拡散することに、どれだけ正しいことを枕詞につけていたって盗撮補助にはかわりないでしょう。シェアハピはいいよね、幸せを分かち合おうなんて素敵じゃん。
 みんなやってるから、みんなしてるから。自分発祥じゃないから、そうやって自分を擁護するのは勝手だけどね。世のひとを嘲笑ってコケにするのって楽しいものね。
 ひとの心、すぐ汚れる。
 心の浄化作用に、きっと「文化」があるんだね。

 美輪明宏さんの月に一度のテレビ番組を楽しみにしていて、美輪さんのホームページを覗きに行ったの。そしたら、美輪さんの言葉が飾ってあったんだけど、要約すると「体が不健康になったらビタミン剤を投薬したりして調子を戻そうとするのに、心が不調になっても何もしないのね。心を治すのは「文化」である」みたいなことが書いてあるの。
 そこから着想を得るなら、他人と関わることで心が汚れたら、文化を愛でるに限るよねってことですよ。

 自分を清めるための趣味、どういうことをなさってますか?
 わたしがさいきん始めたのは「書写」で、写真と執筆と読書と料理はずっとやってる。もっと俗世的な趣味なら、野球観戦と麻雀と酒とゲームですね。
 まぁ、自分をだいじにできないひとが他人をだいじにできるはずがありませんから、あまり弱いものを虐めるようなことも、好みませんが。
 天に向かって吐いた唾は、自分に落ちる。それだけのこと。周りが手伝う必要はありません。

 写真について触れようか。
 ここ1週間の挑戦は「にら」を使い切ることでした。自称にらフェス。
「レバニラ炒めが食べたい。惣菜でもいいから」と、母のレパートリーにはない中華メニューをリクエストしたら、にらだけ買ってきてくれたんですよね。やさしい。
 ふたり暮らしで、にらを萎びるまえに使い切るって、けっこうたいへんですね。あらゆる、にらがはいってもおかしくないメニューを考えて、食べ切りました。
 個人的に冴え渡っていたのは、にらでふりかけつくって混ぜご飯にしたおにぎりと、中華スープです。中華スープのために出汁をとったので、出汁巻きたまごにも挑戦しました。だんだん、卵料理も上達してきましたが、卵は難しいですよね。いまだに、チャーハンも修行中です。

「適度な運動、快適な睡眠、適切な食事」が豊かな心体をつくることは義務教育で習うような知識ですが、食事はしっかりと賄えてるので、今年の目標は運動です。
 コロナで鈍った体を鍛えて、また毎日動ける体を取り戻そうと思います。

 みなさま、身も心も健康にきれいにお過ごしくださいませ。
 わたしも意識します。

 


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