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管理栄養士とは?①学生時代に感じたこと(No.193)

こんにちは、小川綾乃です。
最近、日中は日差しが暑くなってきました。

今年は自分の中で「食」に関する仕事を増やしていこうと考えているので、改めて自分の経歴と、学生時代に取得した「管理栄養士」について書いていきます。

1)管理栄養士とは?

皆さんは管理栄養士をご存じでしょうか?最近、大手のコンビニのヘルシー弁当に「管理栄養士監修」と表記があったり少しずつ知名度が上がってきている感じもしますが、栄養士とどう違うの?と聞かれることが多いです。

栄養士は、栄養士養成課程のある大学、短大、専門学校を卒業すると取得することができます。
管理栄養士養成課程のある大学、または専門学校や短大で栄養士を取得し、実務経験を数年経験した後に管理栄養士国家試験に合格する必要があります。

簡単に言うと、栄養士は健康な人の食事を作ったり、栄養指導をする人。
管理栄養士は、病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方に対しても栄養指導をすることができます。
そのため、管理栄養士はより専門的な知識を必要とします。

2)勉強に励んだ学生時代

私は女子栄養大学という、栄養士・管理栄養士なら全員知っているといっても過言ではない、栄養士の元祖になる香川綾さんが創設した女子大に通っていました。
昨年、テレビドラマにもなるくらい、料理の際に使う大さじ・小さじや軽量カップといった今では当たり前の常識を作った方です。

地方から女子栄養大学に入学したくて来る学生が多かったので、勉強する環境としてはとてもよかったです。また、研究や調理する施設の設備も日本では1番でないかと思います。実習で何カ所か施設にいき調理経験を積むのですが、大学の施設よりきれいなところを見たことがなかったです。
私が受験した頃は、大学4年生の3月後半に管理栄養士の国家試験があり、卒業式のあともずっと勉強していたことを覚えています。
なので、大学時代はスタバのバイトの方が楽しかったです。

3)管理栄養士の勉強をしながら、学生時代に感じたこと

学生時代を振り返ると、試験勉強はかなり頑張りました。女子栄養大学は毎年200人以上の管理栄養士合格者数を誇り(当時はずっと合格者数1位でした)、かつ100%の合格率を目指す大学だったので、試験はもちろん補習もたくさん準備されていました。今思うと、私のような成績がよくない学生も全員合格させるカリキュラムや、先生たちの努力が本当に有難いです。

私は管理栄養士に加えて、栄養教諭という資格も取るために約180単位取っていました。我ながら頑張りました笑

実習先も病院、特別養護老人ホーム、老人保健施設、小学校の4か所経験する中で、管理栄養士は病気の方の食事管理をメインに責任のある仕事をする一方で、とても狭い世界で人間関係を作らないといけないことに息苦しさを感じました。
特にスタバでバイトをしていたので、明るくオープンな人が多く、お客様と話して”ありがとう”と直接言われることに楽しさを感じていたことも影響していたと思います。

次回は管理栄養士の働き方について書いていきます。


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