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映画感想文:アンジーしか勝たん( ´艸`)

 「ウォンテッド」という映画を録画で観た。映画館で観たことあるから2回目。今回色々な映画を見直して、2回目の方が面白い映画が多かった。
 
 1回目観た時の、なんだこんなもんか、という記憶があって、その映画に何の期待もしていない。
 そして、2回目、意外に面白いじゃないの!と感心したのである。

 ウェスリーは経理事務のルーティン・ワークにウンザリしている一人の若者。しかし彼の運命は、セクシーで謎めいた女フォックスとの出会いによって一変する。スーパーで突如襲いかかる正体不明の暗殺者から彼を守ったフォックスは、千年前から、神に代わって“運命の意志”を実践してきた秘密の暗殺組織“フラタニティ”のメンバーだった。ウェスリーは、組織のボスであるスローンから、父が組織一の殺し屋ミスターXで、昨日メトロポリタンビルで殺されたばかりだったことを知らされ、殺害された父の後を継ぐ選択を迫られる。

ウィキペディアより
彼女は主役を張るより2番手ぐらいが大いに魅力的なのかも?

 ストーリーにあまり説得力がないけど、あまり批判しないで観ればオモシロイ。何しろ映像が凄い。1回目、映画館で観た時は予告編が凄すぎて、映画本編は、こんなもんか感が強かったけど、案外面白いじゃない!って気持ちに満ちて見たら面白かった。

 自分のルーティンワークにウンザリしている若者が、謎めいた美女に会って、自分の才能に覚醒していく、そんなオモシロイ話だよ。

 アンジェリーナ・ジョリーは、トゥームレイダーズで主役を張り、ゲーム原作の女版インディジョーンズのような話のララ・クロフトというキャラクターの再現力が凄いと話題になっていた。うちのダンナがそのゲーム好きで全部やったから、アンジーがどんだけララ・クロフトに近づいたかがわかる。その様は見事なんだけど、所詮、ゲームで、物語が弱いので、映画に深い魅力が無いのが残念である。でも、このウォンテッドのアンジーを見ていると、主役の青年を惑わす謎の女っていうシチュエーションがハマりすぎて、こっちのアンジーの凄味が凄い。

アンジーのカーアクション。

 主人公は、元カノに文句を言われ、同僚から舐められ、上司からいじめられる負け犬である。組織で鍛えられて、大分性格や能力が違ってきた彼が、物語の中盤で元カノと暮らしていた部屋を訪れる。
 元カノと再会し、すかさず罵倒されるのであるが、彼が一緒にいた女がアンジーで。これみよがしに彼女の前で、アンジーが彼にキスをする。
 それを、びっくりしたように見つめる元カノ。
 
 アンジェリーナ・ジョリーに勝てるぐらいの女って、この世の中にいなくね?

 という考えが私の頭の中に浮かんだ。
 私なら、はいはい、さっさと、退場してアンジーを崇拝するほうにつきます。犬ならしっぽ巻いてすごすごと逃げる。

 あそこのシーンでアンジーより魅力的な女を登場させるなら、誰なんだろう?

 何も、誰も思いつかなかった大笑・・。

美しく強くてかっこよ!

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