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ぬるま湯に浸かる✧♡

 今朝、ぬるま湯に浸かりながら、「ぬるま湯に浸かる」ということを考えていた。露天風呂のぬるま湯に浸かっていると、外気の冷たい風の中に全く出る気はしない。ぬるま湯だし、ずっと入っていてものぼせない。

ぬるま湯につかる【ぬるまゆにつかる】

外から刺激を受けたり緊張したりすることなく、のんびりと暮らす。
▼日本人はぬるま湯につかっていると諸外国からよく批判される。
▼退職後の父はぬるま湯につかったような毎日を送っています。

【出典】 あすとろ出版(著:現代言語研究会)「 慣用句の辞典 」

 先日、投稿した記事の、「今日、誰のために生きる?」【ひすいこたろう×SHOGEN】の本について面白いことが書いてあった。
 ベストセラー作家のひすいさんとSHOGENさんが出会ったのが温泉の中だった。ひすいさんと知らずに、SHOGENさんは、見知らぬ日本人に、ブンジュ村の話を伝えねばと話しかけてきたそうである。ひすいさんはその時ただのニューヨーカー(入浴家)だったらしい。
 それを聞いたひすいさんは、こんな重要な話はyoutubeで、大勢の人に伝えたほうがいいと考えた。その時のyoutubeを聴いた編集者が、書籍化を、ひすいさんに持ちかけたそうだ。
 
 温泉で、そんなことも起きるんだね( ´艸`)
 入浴家♡

 そう、ぬるま湯に浸かりながらそんなことも思い出していた。

 しかし、一歩、湯の外に出てみようか。
 その方が面白そうだし( ´艸`)
 好奇心に任せる。

 そして、隣の水風呂に、気持ちよく思い切って入ってみる。
 ばしゃん!
 いいね!
 体を拡げる!
 てろんと伸びた体が、引き締まる。
 水から上がる。

 おうおう。

 湯舟に戻る。

 やはりぬるま湯に浸かっているが、今度は、水風呂の刺激も知っている。
 また、水風呂に行きたくなる。もう、外気の寒さは気にならない。
 さっきまではぬるま湯から一歩も出る気は無かったが、そうでもなくなっている。むしろ、進んで冷たい外気や水風呂に飛び込んで、いろいろな体験をしたがっている。
 そしてそれを繰り返しすうちに、外気も水もどうってことない状態になっている。

 これは( ^ω^)・・・人生そのものではないか。

 ぬるま湯に浸る。
 一生浸かっていてもいいのだが、
 それよりも刺激を選んで、外に行く。

 ぬるま湯も好きだけど、冷たい水がさらに好き✧♡

 それにしても露天風呂のデザインって凄い!
 どう考えても、この寒さの時に、外に裸でいようなんて、てこでも動かない人間を裸にする、凄い、デザインだ。

 こんなデザインができたら、最強だ💖

 ぬるま湯に浸りながら、ありとあらゆることを妄想する✧♡
 ぬるま湯も悪くない。

 ことわざ程w










 

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