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本屋という心の処方箋

皆さんは何のために本屋に行きますか?

本を買いに行くため、という答えはもちろんのこと、私にとっては気分が落ち込んだ時に立ち寄る場所でもあります。
自分の意見を否定されたり自信がなくなった時、ふと本屋へ向かってしまいます。

本を試し読みするだけではなく、まず本のタイトルを見て回ります。
特にライフスタイル自己啓発のジャンルのコーナー。
そこに並んでいる本のタイトルを見ると、色んな意見が飛び交っています。

「○○をしなさい!」
「○○を今すぐ止めなさい!」

隣同士にある本で正反対の事を主張しているものもあります。

そんな本たちを見ると本屋は何だか人間たちの縮図のように見えてきて、おもしろいです。
本の中身を読んでみると尚更、多種多様な意見があって、正反対の事を考える人もいる。
その中で自分と同じような考えが書いてある本を見つけると少し嬉しくなります。

「そうだよね、色んな考えの人がいるもんね・・・」
「私の考えも間違いじゃないよね」
そんなことを思いながら本屋を回っていると、少し心が軽くなってきます。

背中を押してくれるような言葉が書いてある本を買うと、味方を連れて帰るような気持ちになり、好きなジャンルの本を買うと、これを読んで嫌な気分を吹き飛ばそう!という気持ちになります。

気分が沈んだり落ち込んだりする時、思考のベクトルがどうしても一方通行になりがちです。ただ下へ下へと落ちていってしまう。
色んな考えの人がいる。分かっているつもりだけど、その時は考え付かないんですよね。

そんな時、本屋に行くと、自分のいる世界を俯瞰して見ている気分になります。
落ち込んでいた自分がそこにあるたくさんの本の中の1冊のように思えてきて、ちっぽけだなと思えるのです。

以上、私の心の処方箋の紹介でした。
こんな風に考える人もいるんだ、と思っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ここまで読んでいただきありがとうございます。 「スキ」だけでも嬉しいのに、サポートまでいただけたら泣いて喜びます!!