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まもなく休職してひとつき経つけど変わった事

4月の下旬から、休職になってこの記録みたいのを毎日書いている。
当初は休職の診断をもらいかなり落ち込んだし、辛い気持ちより休まなければいけない事への喪失感が大きかった。泣いたなぁ。たぶん休む前日に新人のスタッフへ仕事を教えたり、少しずつスタッフも信頼してくれてるのが分かる嬉しい言葉をいくつか貰っていたからだと思う。

"自分の頑張りが少しずつ出てきている実感"を得ていた時には既に身体は限界だったとけど、あの時病院行かずに何となく嫌だけど大丈夫でしょ!と続けてたら今も何だかんだ言いながらやっていたんだと思う。想像がつく限りたぶん不貞腐れながら。文句言いながら。昔から騙し騙しやるのは得意だった。
そうしていたら今どうだったんだろうと考える時あるけど、あの時何となく直感的に病院行ってみようと思って電話したらこの予約が取りにくいご時世すぐ予約も取れた。今考えるとスムーズだった。っていうことは今は休んで正解だった。

ただ休職という診断を受けた時は予想外の展開で面食らって抵抗して"いやー大丈夫だと思うんですけど"と言い放った時の先生の圧が凄かったのを覚えている。沈黙の時間が続き休職ねという言葉が3回出てきてやっと受け入れた。今思うと気のせいは気のせいじゃなかったのがわかる。既に自分の中での判断がバグっていたと、あの状況を振り返ってしみじみ思う。もしかしたら今頃この日記みたいなものも書けないくらいになっていたかもしれない。

自分のことは自分が1番わからない。だから周りから意見を求めてみることも多いけど割と聞く割には聞き流す性分(人の言うこと聞いてない)で追い詰められてやっと分かる。っていうのも最近だんだん分かってきたし認められた性分。自分で薄々気づいてた部分だけど変にそうじゃないと思い込んでいるところがダメなところだった。

そう、割と頑固でこだわりが強い。けど変に気も弱いっていう。だから小学生の時好きでもない持久走大会に出てみたりしていた。理由は出ない人がいて困っていたからだった。小4で既に周りを気にして生きていた。
そして当時からできない事あると周りに馬鹿にされていたので言えずにいたし親にも怒られるしどうしようもなかった。
どうしていいか分からずやらなきゃいけないやりたくない事は基本こなす事にシフトチェンジしてやり過ごしていた。小学生の時のピアノのレッスンが正にそうだった。行きたくないけど、親に怒られるのでとりあえず行くだけ行くという。その場で練習になるので全然上達しなかった。ラッキーだったのは先生のことは何となく好きだったので遊びに行く感覚だったし先生も怒らずにいてくれていた。
昔からやり過ごすのは得意で、勉強も始めはついて行けるけど途中から分からなくなって気付いたら全然訳分かってなくて。怒られたくはないし馬鹿にもされたくはないけど、どうにかしないとやばいと分かっていたけど助けを求める方法が分からなかった。
今では笑い話だけど、中2の後半までhaveの複数形はhavesだと思っていた。そんな状態なので高校も行きたいところには結局行けず、その悔しさをバネに勉強しまくり大学は行きたいところに入って楽しかった。
その時も実は、点数が足りてなくてどうしていいか分からず当時恥を忍んで相談した記憶がある。そしたら行きたい大学への解決策が見つかりそこに向かって動くことができた。

できない事や困っている時に相談できる環境にないと前に進む事や解決することはなかなか厳しい。
勇気を持ってできない事やわからない事を伝えて、たとえがっかりされた(反応)としてもアドラー的に考えれば"それは受けての問題"であって自分の問題ではないと切り離すことが自分に必要だったと理解できる。ただそのとき相談相手を間違えただけ。
10人のうち9人いい人でも1人最悪だったらその最悪の1にずっと引っ張られてきた人生だった。
でもそう言いながらも過去を振り返ってラッキーだなと思うのは、結構大半の人たちは真剣に教えてくれたり一緒に解決方法を探してくれた人が割といたことだった。
手を差し伸べてくれた人を意外と掴めていた。
もともと一つの場所にいられない性格なのでいつも複数の違った場所に友達がいた。広く浅くだったけれもそれが良かったかもしれない。視野が狭まり過ぎずにいれた。

今回はちゃんと相談して人の意見を聞いて、自分の気持ちはどうか考えて休む決断ができた。進歩している。
身体の声をというかとりあえず最初の2週間は昼夜問わず寝たい時に寝て、好きなものを食べ、見たいものを見て好きなスマホも手放さずに天気がよくても引き篭もった。それから体力は欲しかったので筋トレの軽いものを始めて少しずつやりたかったを自分のペースで始めた。
欲しかったものも買ってみた。

仕事の事だと割といい感じに判断出来るのに、自分のことになると出来なくなり難しい。
自分なりに考えた結果、
それはそういう風にずっとやってきた習慣や癖からなんだとこのひと月に読んだ本とか動画とかで理解した。
周りの反応を優先して自分は二の次三の次で生きてきた。なので、この先はもうちょっとワガママに生きてみたいと思う。ここがこのひと月で変わったところかもしれない。意外とこの一月はやりたい放題やっている気がする。
38年間、世間体を全力で意識してきて良かったこともあるけれどもう十分過ぎるくらいいい感じになってきたのでこれからは周りの事は二の次にして自分の事を優先して過ごせて行けたらと思う。嫌なものも断れるようになってきたし、何でも効率よくしようとしていたこともだいぶ減ってきた。

今まで、自分の中で上手く進んだり楽しかったことや嬉
しかったことは頭でこねくり回さず直感で進んでいたから恐れずにやってみる。
まずは、来週の通院で休職を終えるのかそうじゃないのか。その日までに決心がつかず嫌なら延ばしたらいいだろうし、大丈夫なら復職の要件とか決めて進めていきたい。

ここまで書くのに今日は3時間かかった。
普段は1時間もかからず書いてたけど、こういう日もあるもんだ。

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