見出し画像

余白~6月は勝手に連休を作ろう月間~

思い返せばいつも人生を変えてきたのは、1冊の本だった。

ここ数年の自分の変化の源流を作ったのは、尾石晴さんの『ワーママはるのライフシフト習慣術』という本だと言える。
なんという知識量とアウトプットの精度!と衝撃を受け、はるさんの話が聞きたくてVoicyを聞くようになり、他のパーソナリティさんからも刺激を受けて世界が広がり、転職したり資格を取ったりして、今に至る(絶賛変化中)

4時起きの朝活生活が続いているのも、1年前に『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著)を読んで、早起きしたい!と一念発起したからだ。
早起きのコツについては以前の記事でも詳しく書いている。

私は元々、子供の頃から本好きだ。
しかし社会人になってからはぐんと読書量が減り、それでもまだ独身の頃は休みの日に小説を読んでいたけれど、結婚して子供が生まれてからはすっかり本を読まなくなった。
正確には、読む時間や気力がなくなったと言える。仕事と子供のあれこれで、頭に文字を入れる余白がなかったのだ。

冒頭で紹介した2冊は、まさに、余白が生まれた瞬間に「暇だな、本でも読むか」と手にした本だった。
『ワーママはるのライフシフト習慣術』を読んだのは、当時勤めていた会社が計画的に有休をとりましょうと推奨し、強制的に平日休みが増えたタイミングだった。
『人生を変えるモーニングメソッド』は、長くかかると覚悟して行った眼科の待ち時間に読んだ。

最近、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著)という本が話題になっているが、労働による忙しさでスマホは見るのに本は読めない人が増えている。
私も朝活を始めてようやく本を読む習慣を取り戻したが、それまではそんな余白がなかった。

6月は特に連休もなく、鬱々としている人もいるかもしれない。
何か変化のきっかけが欲しいと思うならば、思いきって仕事を調整して休みを作ってみよう。
カレンダー通り勤務の人は、月曜や金曜を休みにすれば、3連休にして小旅行に行けるかもしれない。
土日は家族や友人との予定で埋まっていても、平日休みをとれば自分だけの余白時間にすることができる。
私の場合はたまたまそれが読書だったけれど、映画館で映画を見るとか美術館に行くとか初めてのスポーツをしてみるとか、何でもいい。
余白(ある程度のまとまった時間)がないとやろうと思えないことに、時間を使ってみよう。
余白があることで、発想の可動域が広がり、未来を描くきっかけになるかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?