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新しい出会いを求めるのならば

じっくり自分のことを考えてみた時に、そこから思うことってたくさんあるなぁと思う。

昨日、こんなnoteを書いた。

100の質問にひたすらに答えていくというもの。すんなり回答が出てくるものもあれば、うーんと悩んでしまうものもあった。

その、悩んだ質問の中でも、これが特に自分の中で印象深いものだったなって思っている。

この1年で、最もうれしかった(人やモノとの)出会いは?

この1年での出会い。人やモノとの出会い。わたしはこれですごく悩んだ。この1年で新しい出会いなんて、正直全然なかったから。

仕事上では新しいプロジェクトが始まったりで、そこからジョインしたメンバーだったりとかは、そりゃ新しく出会った人たちではあるんだけれど。ビジネス上のあれこれではなくて、プライベートでの新しい出会いって自分にはあったのだろうか。

多分、ほとんどなかったのかもしれない。

それは今がこんなご時世ってところもあるし、人が集まるイベントだったりとかに顔を出す事もなくなったから当然なのかもしれない。

仕事の都合で大阪に転勤してきて、遠距離恋愛だった彼と2人暮らしをするようになって、今はとっても幸せな生活を送っていると思っている。だけど、刺激の量としては、圧倒的に以前まで住んでいた東京のシェアハウスの方が大きかった。

わたしが住んでいたシェアハウスは、定期的に住民が入れ替わるようなところだった。だから、お家にいながらでも新しい出会いみたいなものはすごくたくさんある。そもそもがひとつのお家で20人暮らしとかだったから、毎日が色んな人とのコミュニケーションの連続。ゲリラ的にイベントが開催されたり、一緒にご飯を食べたり、音楽シェアハウスだったので思い付きでセッションしてみたり。そういう毎日って、そりゃ刺激がたくさんあったわけで。
毎日がマンネリすることなんて全くなかったし、常に何か新しいことだったり、新鮮な出来事がたくさんたくさんあった。
それとは別に、オンラインコミュニティに入ってそこで開催されるイベントに足を運んだり、仕事や家とは別のコミュニティに多数参加していたこともあって、それはもう出会いの連続だった。

それが今、本当に180度変わった環境に身を置いている。

ずっとお家にいるし、話し相手は一緒に住んでいる彼のみ。良くも悪くも、同じような毎日を繰り返している今。
別にそれが悪い事ではないとは思うんだけれど、以前までの東京の暮らしに比べたら圧倒的に刺激の量は少なくなった。

以前、よく友人に「好きな人ができない。というか、そもそも出会いが全然ない」とよく相談されていた。
わたしは正直、”出会いが全然ない”の意味が分からなかった。出会いなんてその辺に転がってるじゃん、何言ってんの、って心のどこかでは思っていた。

でも、今なら分かる。平日は仕事に行って、1人暮らしのお家に帰ってくる。休日は仕事仲間とゴルフに行くか、お家で1人でゆっくりする。そりゃ、新しい出会いなんてあるわけがない。仕事以外で誰かに出会える確率なんて低いに決まっている。

だから、新しい出会いや刺激が欲しいと思うのなら、意図的に自分から行動しなくちゃいけない。今のご時世的にオフラインはちょっと厳しいかもしれないけれど、積極的に自分の半径5メートルよりも外に足を延ばしてみること。今まで参加したことのなかった、ちょっと気になるコミュニティに参加してみること。仕事とは別のところで、自分を表現できる場を持つこと。もしくは、わたしがシェアハウスに住んでいたように、常に人が出入りするような環境に身を置いてみること。

やり方はたくさんあるけれど、どれも共通して言えることは、主体的に、能動的に自分から動くことが重要なんだということ。

ここ最近を振り返った時のあまりにもの人との出会いの少なさ、刺激の少なさにとてもびっくりした自分がいた。だけど、そんな今の暮らしをちょうどいいなと思っている自分もいる。

きっとその事実をどう感じるかは人それぞれだし、その人の人生のフェーズ次第だとは思っている。

でも、今後また自分が外に出たい、刺激たっぷりの毎日を送りたいと思った時には、ちゃんと自分から主体的に行動するという気持ちを忘れてはいけないなって思う。

そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

 

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