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現実はそんなにうまくいかないわけで

誰にだって「出来ること」と「出来ないこと」がある。

「出来ること」の中には「好きなこと」と「好きじゃないこと」がある。「出来ないこと」の中にも「好きなこと」と「好きじゃないこと」がある。

「出来ること」と「好きなこと」が一致していれば万々歳なのだけど、現実はそううまくはいかない。

今のわたしがしていることは「出来ること」だけど「好きじゃないこと」だったりする。今のわたしがしていることっていうのは、仕事の話なのだけど。今の仕事は、世間からみればわたしは「出来る」部類に入るのだと思う。

具体的に何をしているのかというと、新規開拓の飛び込み営業なのだけど。飛び込みなんて、新卒の頃の研修以来だし、新規の営業は1年目の頃こそやっていたけれど、そこから4年ほどはずっと深耕営業しかしてこなかった。お客さんの懐に入って、仲良くなって、長期的なお付き合いをしていく。そういった営業が好きだし得意だと思っていた。それに対して新規開拓の営業は、なんて言ったらいいのかな、やっぱりちょっと苦しいというか。ガツガツ新規獲得!みたいな性分ではなくって、そういう勢いのある感じでガンガンいってしまうと、ちょっと疲れてしまうというか。かつては新規開拓数で全社表彰もされたことあるくらいだから、別に「出来ない」わけではないと思っている。今の営業部隊でも「あやめしさんは問題ないね!」「全然いけるね!」「期待してるからね!」みたいな言葉をかけていただく。わたしの営業に同行いただく先輩方にも太鼓判を押していただける。

ところがどっこい。当のわたしが、この業務を「やりたくない」と思っている。「やりたくない」というか、単純に「好きじゃない」。

やれば出来るのはわかっている。出来なくはないってことは分かっている。だけど、やっぱりどうしても心のどこかで拒絶している。新規開拓の飛び込み営業。初めましてのところに飛び込む前に、すごく勇気が必要だし、飛び込む度に何かがすり減ってしまっているような気がしている。わたし、そんなに強いハートは持ち合わせていないんだよなぁ。どっちかっていうとメンタルがお豆腐な部類だから、毎日毎日自分を奮い立たせて営業に向かっているの、しんどくなっちゃうなぁという気持ち。

でもこれは研修でもなんでもない。新規営業部隊として今月新設された部署なわけで、わたしはこれからもずっとこの部署なわけで。「この営業は実るまでが長いからね」「だいたい、今から種まきをして、形になるのは早くて2年後とかかな」なんて言われて。わたしはただの物売りの営業ではなくて、クライアントも結構特殊だから、長期スパンになるのは理解している。以前の部署でも営業だったのだけど、その時は3か月から半年くらいで結果に結びつくところだったから、それがさらに長期化したのかと思うと、ちょっと「おぉ、そうか……」みたいな気持ち。

どうにか折り合いをつけてやっていかなきゃ、きっとこのままだとわたしがしんどくなってしまいそう。

「出来ない」ことを「出来る」ようにするよりも、「好きじゃない」ことを「好き」にする方が、気持ちの問題だからなんとななりやすいんだとは思っている。だけど、気持ちの問題だからこそ、折り合いの付け方が大変だなぁと思ったりもする。

こういったもやもやは、とりあえず書き出してみるに限る。「こうしよう!」っていう明確な答えが自分の中に出ているわけではないけれど、自分の中から一旦外に出してみないと、何も進まないのがわたしだってわかっているから。

悩むこともあるけれど、それでも前に進みたい気持ちがあることは忘れないように、ここに記しておこうと思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



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