とっても充実な日曜日の記録

朝目が覚めると、そこには見慣れた天井があった。

つい2か月前までいつもの景色だったわたしの部屋。あまりにもナチュラルすぎて、自分がもうすでに大阪に拠点を移した身だなんて信じられないくらい、身体が自然と東京のシェアハウスであるこのお家に馴染んでいた。

ゆっくり起きて、身支度を整えて、朝からお散歩。久しぶりの良いお天気で、隣を歩く旦那と「暑いなぁ」「夏来たなぁ」なんて話ながら。朝マックで朝食を食べて、ふたりでたくさんお喋りして。

シェアハウスのリビングに戻ってシェアメイトと談笑したり、ソファでゆっくり休憩したり。

この東京のお家は、部屋にわたしの荷物がたくさん残っている。引っ越し作業が今月末なので、今日はそれに向けてひとまず今の段階で捨てられるものは捨てておこうと思って。今回は、本の断捨離。趣味が読書だから、たくさん本は持っているのだけど、最近は紙の本よりも電子書籍で購入することの方が多くなってきたので、持っている冊数としてはそんなに多くはない。多くはないはずなのだけど、やっぱりまだ手元には数十冊あって。だから今回は、本当に残しておきたい本だけを厳選して残りは全て処分することにした。というわけで、そこそこの量の本をブックオフに。一人で持つのは大変だから、荷物は旦那に持ってもらった。そういえば1年半前の引っ越しの時も、本の断捨離大会を開いて、彼にブックオフまで運んでもらったよなぁ、なんて思いつつ。
引っ越しを繰り返す度に、自分の手元から本の冊数が減っていく。厳選した、本当に手元に置いておきたいものだけが残っていくのが、なんだか心地よい。今まで読んできた本はどれも良いものばかりだったから、あまり読み返される機会のない我が家に置いておくよりも、古本としてでも、誰かの手に渡ってまた読んでもらえた方が良いなと思っている。そうやって物は循環していくんだ、きっと。

そして気が付けば、新幹線で帰る時間。

たった2日間だったけれど、すごく充実して楽しい東京だったなぁ、なんて思いながら電車に乗り込む。

東京駅の新幹線のホーム。旦那と2人で新幹線に乗り込む。今まで、毎回ここで京都に帰る旦那をお見送りしていたのだけど、まさかこうして一緒に新幹線に乗って関西に帰る日が来るなんて、とすごく感慨深くなったりした。新幹線が出発するギリギリまで話をして、発車する新幹線のベルを聞きながらばいばいって言って、新幹線の姿が見えなくなるまで手を振って、来た道を寂しい気持ちになりながらひとりで帰っていたあの頃。それが、こうして一緒に新幹線に乗って帰れる日がくるなんて。嬉しいなぁ。なんて幸せなんだろう。

帰りの新幹線は、こだまのグリーン車。初めて乗るグリーン車にテンションを上げながら、こだまで移動する東京-新大阪間の長めの距離を、彼と2人で映画を観たりご飯を食べたりお喋りしたりして過ごした。わたしたちは普段青春18きっぷを使って10時間近く電車に揺られる鈍行旅をしているからか、一瞬で移動できる新幹線にすごく感動を覚えた。新幹線はなんてリッチな乗り物なんだろう。こだまだから4時間くらいかかったけれど。


すごく楽しい週末だったなぁ。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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