見出し画像

書くことの先に広がる世界を考えて~京都ライター塾初回講義での気づき~

京都ライター塾の第1回の講義が終わって、もうすぐ2週間が経とうとしている。講義は2週間に1度のペースであるので、第2回目の講義は明日、ということになる。

1回目の講義については、下記のようなレポートを書いた。

そして、自分のこのレポ記事に対して自分で反省し、思うところを書いてみたりもした。

講義はまだ1回しか受けていないけれど、学んだことからあれこれ考えてみたり、自分でも今までよりも発信に力を入れてみたり。noteの毎日更新も、いつもはその時の気分でぱぱぱ~と書くことが多かったのを、きちんと腰を据えて書く日を増やしたりしてみた。

まだ、たった3時間講義を受けただけ。でも、それでも自分の中での意識が少しずつ変わってきているのを感じている。

それは、京都ライター塾が、「ライターになること」をゴールに置いているのではなく、「幸せになること」をゴールに置いて講義が進んでいくから。

第1回目の講義から、それをひしひしと痛感して、講義が終わってからの課題に取り組みながらも、また色々と考えさせられた。

自己分析ノートを使ってのワーク

1回目の講義では、「自己分析ノートをペアで話しながら書き進める」というワークが行われた。

「お金も時間も能力もあるとしたら何がしたい?」「時間を忘れて夢中になることは?」などの質問を、相手に投げかけながら、記入を進める。ペアの方とお互いに話しながら進めることで、自分では気づかなかった思考(幼少期からの「負けず嫌い」な性格が、今のわたしの「note毎日更新」に繋がっているという新たな気づき)が出てきたりした。1人で黙々と書き込んでいたら、こんな気づきは得られなかったと思えるようなものがたくさん出てきて、とても面白かった。普段の生活をしていると、他人には話さないようなことや、自分も他人には聞かないようなテーマの質問だったからこそ、今回自分の考えを引き出されて自覚したような感覚。
こういうのは、ただ座学で受動的に講座を受けているだけだと気づけなかったこと。このワークが過去の講座の中でも人気だったらしく、なるほどなぁと納得した。

自分に許可を出す

第1回目の講義で、一番わたしの心に残ったのは、講師のえずさんの「書けないのは、自分に書いていいという許可が出ていないだけかもしれない」という言葉だった。

わたしは多分、書いていいという許可が、自分に出せていなかった。「いや、毎日これだけ書き続けているのに、一体何を言っているの?」と思われるかもしれないけれど、実際にそうだったのだ。
どういうことかというと、「自分のnote以外のところで文章を書く許可」と「自分の書いた文章でお金をもらうことに対する許可」。この2つの許可が、今まで全く出せていなかったことに気づいた。だから、いつまで経ってもずっとずっとわたしは"noteで書く"ということの外に出られず、"あやめしのアカウント"という限られた世界の中だけで"あやめしらしい文章"を書き続けることに、無意識のうちに固執していたのだと思う。

わたしはもっと、noteじゃないところで書いたっていいし、外で書いた文章でお金をもらってもいいし、noteで書いた自分の文章でお金をもらったっていい。

自分にこういった許可が出ていなかったのは、心の奥底にずっと"わたしなんか"という気持ちがあって、変に目立たないようにセーブし続けているからなんだな、ということにも気づいた。

許可を出せていなかったのは、文章を書くことだけじゃない。

「ママでもオシャレして普段からばっちりヘアメイクする許可」「外食時に値段を気にして安いものを注文するのではなく、本当に食べたい物を頼む許可」「娘ちゃんのお昼寝タイムに自分のタスクをこなすのではなく、だらだらしてもいいという許可」などなど。小さな些細なことでも、自分の中で何かしらブロックになっていて、勝手に許可を出さずに我慢していることが本当にたくさんあった。しかも、それが全部、無意識からの我慢だった。

書く以外のことでも、こうした気づきがたくさんあった。講義が終わっても何度も内容を思い返しては自分の頭で考え、その度に文章としてアウトプットしてきた2週間。

「講座を受けて人生が変わった」という人もいる、なんて、初めに聞いたときには「そんなアホな、それは言い過ぎやろ」と思っていた。でも1回目の講義を受けて「これは、人生変わる人もいるかもしれないなぁ」と、素直に思った。

次の講義は明日。明日からの2週間で、自分はまたどんなことに気づき、何を考え、どう行動していくのか。それが楽しみだなぁと思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



エッセイ本のオンライン販売を始めました!ぜひお手元にどうぞ。


お悩み相談、聞いて欲しい話、わたしに伝えたいこと、感想、要望、何かあればこちらのフォームからぜひどうぞ。



メンバーシップも運営しています。
お越しいただける方はこちらからどうぞ!

メンバーシップ最新記事はこちら!


その他お問い合わせはこちらまで。


この記事が参加している募集

サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。