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秋になったので、遊具のない公園へ

秋分の日が過ぎたあたりから、秋がやってきたような心地よさを感じ始めた。エアコンをつけずに窓を開けて過ごしながら「やっと快適に動ける日がやってきたなぁ」と、おそらく束の間であろう秋を楽しんでいるこの頃。

今年の夏は本当に危険な暑さが続いた。おかげで、最低限しか外出することができず、娘ちゃんをお散歩に連れて行くのも、室内で遊べる場所か、近所のスーパーやホームセンターに限られていた。それが、心地よい気温になったことで、ようやく公園に行けるようになった。

我が家の周辺には、便利なことにかなりの数の公園がある。徒歩圏内選び放題の公園のうち、わたしが個人的に気に入っているのは、遊具のない芝生が広がっているなんでもない公園。

遊具がないということは、見る人によってはつまらない公園と思えるかもしれない。確かに、滑り台やブランコやお砂場がある公園の方が、色んなアクティビティができて楽しいかもしれない。でも、遊具がないことで、自分で「遊びを見つける力」みたいなものがつくような気がしている。

転がっている石を拾ってみたり、階段を上って坂を走り下りてみたり、小さな虫を見つけて追いかけてみたり、草や花を見つけたり、小さな水路の飛び石を渡ってみたり。遊具がないからこそ、目の前の小さなものをよく見ることで今まで気づかなかった新たな発見があったり、工夫して遊ぶ姿が見られたりする。

それに、遊具があるからこそ発生するようなトラブル(他の子に順番を抜かされた、押された、落ちた、取られた)の心配もない。太陽に照らされた暑すぎる滑り台に対して「火傷するのでは……」と冷や冷やすることもない。だから、遊具のある公園よりも安心して遊ばせることができる。

ずっと同じ場所で何もないところで遊び続けるのは飽きてしまうこともあるので、もちろん遊具のある他の公園に行くこともあるのだけれど、今のところはこの何もない公園が一番頻度が高い。

とにもかくにも、やっとお外で安心して遊ばせられるような気温になってよかったなと思う。お家にいる時間が長すぎるのはちょっと息が詰まることもあるし。真夏に比べて行動範囲を広げることの季節がまたやって来たことが、本当に嬉しい。

これからもっと秋が深まってきたら、落ち葉やどんぐりを拾って遊ぶことができるのだと思うと、すごく楽しみだ。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



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