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自分の人生なんだから、正解はわたしが決める

人の考えや価値観はどんどん変化していく。それは決して悪い事ではないと思っている。

時代の流れもものすごいスピードで変化している。
数年前のわたしが今のわたしのことを想像するなんてきっと出来ないと思うし、本当に人生には予想もしない様々な出来事が起きる。

こんなに感染症が蔓延するような世の中になるなんて思ってもなかったし、自分が好きな時に自由に旅に行けること自体が制限される日が来るなんて予想もつかなかったし、急に東京から大阪へ転勤になるとも思ってなかったし、10年続いた彼との遠距離恋愛が終わるなんて信じられなかったし、このタイミングで妊娠するとも思ってなかった。

予想外の連続で、めまぐるしいスピードで時間は流れていて。

だから、そんな怒涛の人生なのだから、価値観や考え方も人生のフェーズに合わせて変わって当然なのだと思っている。

わたしも、数年前の自分と今の自分とでは、考え方が真逆になっていると言っても過言ではない。

そういうことに気づかされたのも、先日友人とメッセージのやりとりをしていたときのことだった。

「もう何年も会ってない、連絡もとってない人から急に”ご飯行こう”って誘われたとしても、行きたくないなって思うから心の中でそっと「行かないでーす」って返事してメッセ見なかったことにしたい気持ちになっちゃう」

「え?そうなの?あやめしって割と誰でもウェルカムな人かと思ってた!」

その時にハッと思った。確かにそうだ。わたしは数年前までは割と誰でもウェルカムなスタンスの人間だった。
顔は広ければ広いほど良いと思っていたし、何かあった時に頼れる人が多い方が良いと思っていたから、とにかく人脈を広げるために色んな人とご飯に行ったり、イベントに参加したり、イベントを主催したり、みたいなことに精を出していた。誰かとご飯に行くのも苦じゃなかったし、それくらい自分の中でも必要な時間なんだと思っていた。

ところが、心身のバランスを崩して休職をし、自分の中で本当に何が大切なのか、自分にとって一番幸せなお金と時間の使い方は何だったのか、色んなことを見つめ直しているうちに、「無理に人脈を広げようとしなくてもいいんだなあ」ということに気づいた。
誰かもわからない人と何が目的なのかもわからないような食事をするくらいなら、大切な人と時間を共に過ごしたい。正直参加したくないけれど、付き合いでやっぱ参加しなきゃだよなぁとしぶしぶイベントに行く時間があるのなら、その分自分の好きなことに時間を使いたい。
今考えれば当たり前のことかもしれないけれど、当時のわたしには全くできなかったことだった。

だから今のわたしは、申し訳ないけれど、気の乗らない誘いはお断りしているし、本当に自分が行きたいと思えるものや時間を使いたいと思うものを最優先にするようにしている。

興味のあることに対してのフットワークはものすごく軽いけれど、それ以外のものに対するフットワークはものすごく重い。自分が行きたい、この人に会いたいと思えるような人とのご飯だったら行くかもしれないけれど、そうじゃなかったら丁重にお断りする。こんなご時世かつ身重なのでなおさら。

考えや価値観って、変わって当然なんだよ。自分の優先順位だって変わって当然。ライフスタイルも変わるし、世間の情勢だって変わるんだから。周りは変わっているのに、自分はずっと古い考え方のままってのもそれはそれでちょっとどうなのかなってのも思ってしまうしね。
もちろん、何があっても変わらない自分の信念みたいなものはあっていいと思うし、そういうのはわたしもそっと胸の内にしまって持っているけれど。

「変わったね」って言われるのは、別に悪いことじゃない。
「変わらない」ことも、別に悪い事じゃない。

大事なのは、なぜ自分がこれを選ぶのか、なぜこの行動をするのか、そこにちゃんと理由があるかどうかだと思う。しっかりとした自分の考えがあるのかどうかだと思う。

誰に何を言われたって、自分の人生の主人公は自分しかいないのだから、自分の人生の舵を握るのは自分なんだから、自分が思うように生きていけば、それが正解なんだなってわたしは思っている。


 
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


 


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