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文学フリマ前日の夜に思うこと

いよいよ明日は初めての文学フリマ出店。

初めての出店の前日の夜なんて、一生に一度しかないものなのだから、今の率直な気持ちをここに残しておこうと思って、いそいそとPCに向かっているイベント前日の23時17分。早く寝なさい。

自分の文章を"本"という形にして、それを売るというイベントが、いよいよ明日。

当日が近づくにつれて「緊張するのかな」とか「ドキドキするかな」とか「それともワクワクかな」とか、色んなことを思ったけれど、現実のわたしはそのどれでもなかった。

なんというか、無。心がとても凪。

あぁ、文学フリマ、明日ねぇ。という感じ。なんというか、いつもと変わらないテンションというか。「もうすぐ牛乳が切れるから明日スーパー行こ」ってのと同じテンション。だいたい、日常で起きることは割と心が凪なので「親知らず抜くために歯医者行こ」も「美容院で髪質改善してもらお」も「ダイソーにゴミ袋買いに行こ」も、割と全部同じテンションで過ごしている。文学フリマも、それと同じ。「明日文学フリマだから、天満橋行こ」って感じ。

多分、これだけ心が凪なのは、心配事が無いからなんだと思う。

いつも、何かのイベント前って、準備が全然間に合ってなくて「やばい!どうしよう!もう明日なんだけど!今晩は寝れないかもしれない!」なんてバタバタやりがち。だけど、今回の文学フリマに関しては、全ての準備が整っている。「あれが足りない!これが出来ていない!」みたいなものが特に何も思い当たらないので、日常のように「あぁ、明日が文学フリマね~」と思っている。だってさ、今更どう頑張ったって、作った本の中身は変えられないし、冊数を増やすことだって無理だしね。

あとは、初出店だし、大阪の文学フリマには行ったこともないので、雰囲気も何もかもか全然分からないってのもあるんだと思う。全く想像が出来ないから、ワクワクも緊張もしようがないというか。

「全く売れなかったらどうしよう」とか、逆に「めちゃくちゃ売れすぎちゃったらどうしよう」とか、すごく極端な想像をしてみたりもする。でも、どれも想像の域を出ないので、「まぁ、考えても仕方ないか~」と、そこまで深くは考えていない自分もいたりする。

いつも夏休みの宿題は最終日に焦ってやるタイプのわたしが、イベント前夜にこんなにも落ち着いているなんて、大人になったなぁと思う。しっかりしてるじゃん、わたし。準備の賜物だよ。

さっきnoteのタイムラインを見たら、お友達の碧魚まりちゃんが、こんな記事を書いているのを見かけた。

明日の文学フリマにどうやら来てくれるらしい。わたしのことも、この記事の中で結構なボリュームで書いてくれていて嬉しい限り(自分のnoteが引用された記事を再び引用するというよく分からないことをしてみる)。

何気ない愛おしい日常を丁寧に掬い上げる、読んでほっこりするようなエッセイ

わたしのことをこんな風に紹介してくれているんだけど、言い回しが素敵すぎない?「何気ない愛おしい日常を丁寧に掬い上げる」って表現、良すぎる。わたし「掬い上げる」って表現、今までの人生でほとんど使ったことないもんな。
今後、「どんな文章書いてるの?」って聞かれたら「何気ない愛おしい日常を丁寧に掬い上げるようなエッセイを書いています」って説明しようかな。って、自分でこれ言うの恥ずかしいな。

他にも、明日はわたしの小学校時代の親友も別ブースで出店するみたいだし、これを機に久しぶりに会える人が割といそうなのは楽しみポイントのひとつ。

このnoteを読んでくださっている方の中で、もし明日来てくださる方がいらっしゃれば、ぜひお気軽に声をかけてください。お話しましょう。わたし別にそんなにおしゃべり得意なわけじゃないから人見知りしちゃうかもしれないんだけど、「note読んでます!」とか言われたらめっちゃ嬉しいので。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。




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