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永遠のテーマに、少し悩んでいる

自分が大切にしているものに共感してもらって、仲間ができたと思って嬉しくなった。
でも、それが実は相手にとっては手段のひとつでしかないということを知って、悲しい気持ちになった。

そんなことを、なんだかふと思い出してしまった。



***



今から数年前、わたしが大学生だったころ。
毎日ノートにつけていたセルフカウンセリング。(今でも毎日ではないけれどやっている)
自分の本当に求めているものは何なのか、そのために今やっていることは何なのか、自分の人生の目的目標がブレないように、毎日毎日紙に書きだして、自分と向き合っていた。
一緒にやっている仲間に対して書いた紙をシェアして、「これめっちゃいいね」なんて言い合ったり。仲間がたくさんいたからこそ続けられたし、一緒に夢を追っている仲間がすぐ近くにいるのが心強かった。


そんな中でたまたま知り合った男の子に、わたしのセルフカウンセリングを見せる機会があって。

「すごいね!俺もやりたい!」

ってとっても共感してくれて。

「俺も毎日書くから、よければ見た感想とか教えて欲しい!」

今までも良くいろんな人のセルフカウンセリングを見てはフィードバックしていたし、ここまで本気でやってくれる仲間がまた一人増えたと思うと、とっても嬉しかった。


毎日感想を伝え続けて数週間が経った頃。
ここまで毎日熱心に続けられるのはどうしてなのだろう?何か目指しているものがあるのかな?夢とかあるのかな?そう思って聞いてみた。

『どうしてこうやって毎日セルフカウンセリングを続けられるの?』

そんな時に返ってきた答えは、わたしの予想もしないものだった。


「セルフカウンセリングやってると、毎日こうしてあやめしと連絡が取れるから。」


…ショックだった。


また仲間がひとり増えたと思っていたけれど、彼にとってセルフカウンセリングは、わたしと仲良くなるための単なる手段でしかなかったんだ。

毎日送られてくる彼のセルフカウンセリングに、コメントを返す作業は、正直楽ではなかった。
考えて考えて、どうすれば彼の人生のプラスになるんだろう、前に進めるための言葉を伝えられるのだろうって思いながらフィードバックしていた。

それなのに。

彼にとって、セルフカウンセリングなんて重要なものでもなんでもなくって。

わたしと連絡を取り続けるためのひとつのツールとしてしか考えていなかったんだ。


わたしは、単なるお人好しだったんだろうか。

向けられていた好意に気づきもしない、ただの鈍感野郎だったのだろうか。

勝手に仲間ができたと思って、同じように続けられる同志だと思い込んでいた自分が、バカだったのかもしれない。


それからわたしは、彼から送られてくる連絡に、返すことができなくなってしまった。



***



永遠のテーマかもしれないのだけど、「男女の友情」って本当に成立するのだろうか。


わたしは、ずっと成立するものだって思ってた。

男女という性別のちがいだけで、友情が成立しないことの意味が分からなかった。
それに、男女という枠にはめられないような友だちも、わたしの周りにはたくさんいる。身体は女の子だけど、心は男の子だったり。女の子だけど、恋愛対象が女の子だったり。その逆も然り。
そんな世の中なんだから、友情に性別の枠なんて関係ないんだって、ずっとそう思ってた。


でも。
なんだか最近色々あって、わからなくなってしまった。

ずっと友だちだと思っていた人に言い寄られたり、突然向けられる好意にとまどってしまって。

今までは何となくやりすごせたり、うまくお断りできていたのに。
なんか、今はちょっとうまくいかない時期なのかもしれない。


仲の良い男友だちは、本当にわたしとの間に築いているものを友情だと思っているのだろうか。
それとも、いつかあわよくば、のタイミングをずっとずっと伺っているのだろうか。



なんか、なんか、めんどくさいなぁ(笑)




とにかく、わたしはお付き合いしている彼のことが大好きなので、最後に仲良さそうな写真でも載っけておきます。



写ってなかった〜〜〜〜〜〜〜〜!






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