これが本当だったらいいな、なんて
スピリチュアルな話を信じる派の人と、信じない派の人がこの世にはいる。
わたしはというと、どちらでもない派。
こういう書き出しをするなら、ちゃんとどちらかに思考が寄ってたらいいのに、って自分でも思うのだけれど、別にそういうのはどっちでもいいかなって思っているので。
ただ、小さい頃はトトロに会いたかったし、11歳までにホグワーツから入学許可証がふくろう便で送られてくることを期待してたし、ミッキーマウスに人は入っていないし、ハッピーターンの周りについているおいしいやつはハッピーパウダーだって思っている、そういうタイプの人間。信じる信じないとかじゃなくて、信じたい派ではあるかもしれない。
でもきっと、この世には説明がつかないものってあるのだと思う。科学で証明できなかったり、理論上では説明できないようなものが。
宇宙人っているとかいないとかじゃなくて、まぁ「いてもおかしくないよね」って思ってるし。
なんで急にこんな話をしたのかというと、最近こんな本を読んだから。
竹内文香さんの『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!』。
これは、著者の竹内さんの長女のひぃちゃんが、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた時の記憶である胎内記憶や、お腹の中に宿る前の記憶である中間生記憶について話すというもの。
わたしには胎内記憶や中間生記憶なんて残っていないから、これが本当のことなのかなんなのかは分からないけれど、「もし本当にこの通りだったとしたら、すごくいいな」と思った。
もし、赤ちゃんが親を選んで産まれてくるのだとしたら、目の前ですやすやと眠っている娘ちゃんは、旦那さんとわたしがお父さんとお母さんがいいって選んでくれたってことなのかな。
妊娠32週で子宮口が開いてしまって切迫早産で入院になったのは「早く会いたいね~」とわたしと旦那さんが娘ちゃんに向かって話しかけていたのが聞こえてて、早めに出てこようとしてたのかな。
なんてことを思ったら、ただでさえ可愛くて仕方がない娘ちゃんが、余計に愛おしく思えてきて。
せっかくわたしたちの元に来てくれたのなら、たくさん抱っこしてあげたい。たくさん愛してあげたい。この子を大切に大切に育てたい。
胎内記憶や中間生記憶を信じるのか信じないのかは置いておいて、この本を読んでそんな風に思えた。
もし中身が気になる人がいれば、著者の竹内文香さんのインスタでも少し読めるので、のぞいてみてもいいかも。ほら、こういう話って受け止められる人と無理な人っているからさ。
久しぶりにマンガ読んだけど、面白い読書体験だったな。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。
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